『インビジブル』高橋一生、役に深みを持たせる絶妙なさじ加減

TV 公開日:2022/05/12 17
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謎の輪郭が少しだけ浮き上がってきたドラマ『インビジブル』の第4話が5月6日に放送された。今回のクリミナルズは猿の恰好をした窃盗団“モンキーズ”。50億円もする高額絵画「ナンバーX」に闇オークションと、相変わらずフィクション感満載の回となった(窃盗団は「ウキー」と言って建物に侵入してたしね)。

※以下第4話一部ネタバレあり

志村の意外な表情をたくさん見せてもらった回でもある。捜査三課長の大貫(松下由樹)から志村を通してインビジブル(キリコ)への捜査協力を求められ、志村は「またやっかいなことを…」と疲れた顔を見せる。さらに犬飼課長(原田泰造)からも頼まれ、目をぱちくり。こういうコミカルになりそうで、ならないお芝居が高橋一生は本当にうまい。


また3年前に殺された刑事・安野(平埜生成)との回想シーン。落ち込む安野を励ます志村の姿があった。ご飯を食べながら、後輩に優しい笑顔を見せる志村に今の暴走刑事の面影は見られない。これが本来の志村なのだろう。


さらに当時のことを思い出し、班長の塚地(酒向芳)と話すシーンでも、笑顔を見せる。ただし、回想シーンの笑顔とははっきり違う。その笑いには、どこか悲し気な空気をまとっている。安野が殺されたことへの責任感が浮き彫りになっている感じだ。


闇オークションに潜入するために始まった志村の猛特訓。ダーティな髪型にタキシードを着て、階段を上がるためにキリコの手をとってエスコート。微妙に決まっているようで決まっていない、ぎこちない動きが志村らしい。ワインを持ってひきつった笑顔を見せる志村はもはやカワイイさがにじみ出ていた。

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