5月5日に『やんごとなき一族』の第3話が放送された。これまで上流社会に嫁いだ佐都(土屋太鳳)と深山家一族とのギャップに笑わせて(?)もらうエピソードが多かったが、今回はかなりシリアスモード。深山家三男夫婦、大介(渡邊圭祐)とリツコ(松本妃代)の決断に思わず涙が出た回となった。
※以下第3話一部ネタバレあり
まずは今週の佐都と健太(松下洸平)のイチャコラシーンから。2人のラブラブな姿があるからこそ、佐都のいじめられるシーンが映えるというもの。冒頭から糖度たっぷりなラブラブシーンが展開。佐都は秘書となった泉(佐々木希)のことで健太に迫る。「健太ってさ、泉さんのこと好きだったんでしょ?」。とぼけようとして、とぼけられずに慌てる健太が可愛すぎる。謝る健太のほっぺをつまむ佐都だが、もちろん、佐都も本気で怒っているわけではない。だからこそ、ほっぺをつままれながらも健太は笑顔満開だ(この笑顔はずるい。たとえ怒っていても何も言えなくなってしまいそう)。
その後、軽くキスをして、本気のキスをしようとするも気になるのはドアの向こう側。ドアを開け、誰もいないことに喜ぶ健太に佐都はジャンピングハグ。うほっ、松下洸平に受け止められるなんて、どんだけ幸せ者なんだ!これだけでも深山家に嫁いだかいがある。SNSでは「新婚さんのイチャイチャ甘々たまらん」「イチャイチャがもうニヤニヤ通り越してグヘグヘ言いながら見ると幸せ過ぎ」「まじで2人のイチャイチャ見るためだけに見てるよ…笑」などのコメントが寄せられた。
今回の美保子(松本若菜)による“松本劇場”はというと、誕生日が同じ日にもかかわらず、佐都と健太が2人で祝うことができずに開演。
「バッドバースディトゥユー」という歌詞から始まり、「バッドバースディディア佐都さん、ぼっちバースディフォーユー」。この替え歌を本当に楽しそうに歌う嫌味ったらしい美保子だが、なぜか憎めない微妙なさじ加減の芝居と演出。実は、これこそが『やんごとなき一族』の一番の魅力といってもいいかもしれない。