共感の声相次ぐドラマ『明日カノ』 気づけば惹き込まれ「30分あっという間」

TV 公開日:2022/04/25 5
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「ただ 愛されたいだけなのに どうしてこんなにむなしいんだろう・・
 誰でもいいから 誰か私を肯定して・・・」


ホテルで一人、孤独に押しつぶされそうなリナ(横田真悠)の心の声とともに始まった『明日カノ』第2話。そこに流れてきたオープニング主題歌『Desire -欲情本能-』の歌詞によって、一気にドラマの中に引き込まれていくような感覚を味わった。



MBS/TBSドラマイズム『明日、私は誰かのカノジョ』(通称「明日カノ」)は、大人気マンガの実写化で、5人の女性たちが各章で主人公となり物語が進んでいく。

第1話ではレンタル彼女として働く大学生・雪(吉川愛)と雪に想いを募らせる壮太(楽駆)のストーリーが展開された。そして第2話のメインの“カノジョ”は、パパ活をして寂しさを男で紛らわすリナだ。(※以下、第2話ネタバレあり)

リナの心情や考え方に触れた今回はすべてリナ目線で描かれ、友人である雪の心の声は一切聞こえない内容になっている。しかし前回の第1話を見ていれば、雪の表情や仕草がどんな感情を表しているのか想像できてしまうのだから驚きだ。

【第1話】“再現度高い”ドラマ『明日カノ』が心に刺さる、キャストの演技力も話題


寂しさからリナはしばらく連絡を断っていた飯田(神尾佑)とのパパ活を再開する。この飯田がなかなかの曲者。


リナが自分の一番の友達だと紹介した雪の連絡先を手練れた様子で聞き出し、すぐに2人で会わないかと誘うところがまた下心見え見えで、パパとしては納得できる絶妙なキモさがある。しかし別のところでは婚活しながら紳士的な姿を見せる飯田の行動が、リナと雪の関係にどう響いてくるのか気になるところだ。大学生が集まるBBQのシーン。同級生に彼氏へ立候補していいか問われたリナは、「リナ、超メンヘラだからやめといた方がいいよ。」とあしらう。上手いあしらい方だと感心する一方で、本当に自分がメンヘラだと思って言っているのだとしたら少し心配になってしまう。


近頃、人に依存しないで生きようとする女性が主人公のドラマが多い気がするのだが、だからといってリナのように孤独が辛くて人と一緒にいることを選ぶ女性が特別珍しいわけではないだろう。SNS上でも「リナちゃんの気持ち本当にわかる」「可愛すぎて尊い」と、リナに共感する声が多くあがっていた。


以前ナンパしてきた雄大(井上想良)と2人でBBQを抜けだしたリナは、パパ活をしていることを打ち明ける。それに対して雄大は、「言ってないだけでみんなやってるでしょ」と軽く言ってのけた。どこかで聞いたことがあるようなこのフレーズがやけにリアルに感じた。


自分を肯定してくれて、終電前には帰してくれた雄大とのデートはリナの心を満たした。最初の出会いはナンパだし、明らかにチャラそうでどこにでもいそうなのに、優しくて安心させてくれる雄大は今のところリナを癒してくれる存在。そんな雄大に対して「迂闊にもときめいてしまった」「沼感すごい」と評判も上々だ。


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