浜辺美波が主演を務める月10ドラマ『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系)。21日(月)に、最終回が放送されすべての謎が明かされた。
最終回で明かされた謎
白夜(浜辺)の正体は、資産家の海江田(石橋凌)が、難病の娘を救うために、最先端の医療技術をもつ“ある組織”に依頼し、作り出した移植用の“クローン”だった。その予想外の展開にネット上では、「これは予想してなかった展開」「あまりにも残酷…」と驚きの声があがった。
また、白夜のもう一つの大きな謎、“なぜ、豊富な医療知識だけを持っていたのか”という点や、“白夜”という名前の由来など、これまで明かされていなかった“白夜の謎”が、最終回で丁寧に描かれた。
誰かの命を救うために作り出された命。自身の出生の秘密を知り運命を受け入れようとする白夜が、海江田を「お父さん」と呼び、「この命で助けたいです。この命を犠牲にする…それが私の運命なら…」と語るシーンは切なく、見る人の涙を誘った。SNS上では「実の父親に、自分の生まれてきた意味を問う白夜。涙なしでは観られない…」「浜辺美波さんの迫真の演技でした」と、さまざまな反響があった。
特別編はクスっと笑えるシーンがたくさん
そして、今夜10時15分より、その最終回の“その後”の物語として、特別編が放送される。特別編では、最終回とは打って変わり、クスっと笑えるシーンがたくさん。白夜の医学部受験前日に、クセ者医師たち・CDTチームが巻き起こす笑いあふれる珍騒動を送る。
また、最終回で、白夜が将貴(柄本佑)に「私は、将貴さんが好きです」と、ストレートに告白したシーンが、“かわいすぎる!”と話題となったが、特別編では、その白夜と将貴、晴汝(岡崎紗絵)と淳平(宮田俊哉)、それぞれのラブ模様も盛り込まれるなど、ドクターホワイトらしい愛と笑いがあふれるストーリーとなっている。CDT最後の診断協議。愛と笑いの受験前夜。白夜たちにもう一度会える―。
浜辺美波、瀧本美織、岡崎紗絵、高橋文哉コメント
特別編放送に先駆け、浜辺美波、瀧本美織、岡崎紗絵、高橋文哉に見どころを聞いた。
――白夜たちの“その後”が描かれる特別編の見どころを教えてください。
浜辺:『特別編』は、最終回とは打って変わって、CDTチームの和やかな雰囲気や、クスっと笑えるシーンがたくさん盛り込まれています。『ドクターホワイト』を応援してくださった方はもちろん、みなさんに楽しんでいただける内容になっていると思います。
瀧本:本編とは雰囲気が結構変わって、みんなの”ラブ模様”というか、そういうのも垣間見えたりして、笑えたり、きっと楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。
岡崎:本編で白夜ちゃんの正体が明かされたあとの物語ということもあり、ミステリーとはまた違って、笑えるところがより多くて、ハートフルな心温まる感じもあります。みんなで白夜ちゃんをサポートするという感じがすごくほっこりして、楽しい特別編になっていると思います。
高橋:本編より少しラフな感じです。CDTチームの面白さに加えて晴汝ちゃん(岡崎)とかいろんな人が来て、物語が作られて、僕が演じる佐久間もすごくこの中で成長したねというのを表せる一話だなと思っています。ぜひご覧いただきたいです!
特別編あらすじ
将貴(柄本佑)とともに父・海江田(石橋凌)と対峙(たいじ)し、自らの出生の秘密を知り、自由を手に入れた白夜(浜辺美波)。高森総合病院は、院長である真壁(小手伸也)のもと、かつての活気を取り戻し、白夜もCDTで働きながら、亡くなった前院長の巌(石坂浩二)との約束を果たすべく、医者を目指して勉強に励んでいた。
ある日、夏樹(勝地涼)、仙道(高橋務)、西島(片桐仁)らが、翌日に大学共通テストを控えた白夜に最後の特訓を行うと意気込んでいると、勇気(毎熊克哉)によって命を救われ、再び看護学校に通い始めた晴汝(岡崎紗絵)が、胸の痛みを訴える淳平(宮田俊哉)を連れてやって来る。しかし、晴汝と淳平の雰囲気は、それまでとはどこか違っていて…。
■『ドクターホワイト特別編』
3月28日(月)よる10時15分~よる11時09分(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
出演:浜辺美波 柄本佑 瀧本美織 岡崎紗絵 片桐仁 高橋努 高橋文哉 ・ 勝地涼 宮田俊哉 毎熊克哉 ・ 小手伸也 石橋凌 石坂浩二
原作:樹林伸『ドクター・ホワイト千里眼のカルテ』(角川文庫)『ドクター・ホワイト神の診断』(角川文庫)
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