ドワンゴジェイピーnewsサービス終了のお知らせ

『ミステリと言う勿れ』菅田将暉のフラットな受け止めで、浮き彫りになる人間の複雑さ

TV 公開日:2022/03/14 0
この記事を
クリップ

なんでストーカーに居場所を教えたのかとの質問に橘高は「悔やんで恥じて呪ってみじめになっていい加減腹がたってきた」「ストレスなんだろう、ストーカーに居場所を教えたら少しは気が晴れたもんな」と開き直った表情には狂気を感じた。


さらに、橘高の皆殺し計画が進行中だと話す整。橘高が「よく見てんなあ」とつぶやくところも怖い。同級生の蔦(池内万作)に「橘高はそんな奴じゃない、お前だれなんだよ」と言われると、橘高は本音を吐露。「天達にはちょっとだけざまあみろと思ったよな。好きな仕事して成功して、いい女と付き合ってよお!」と徐々に怒鳴り声に変わっていき、顔も豹変。「涼しい顔しやがって、俺のことバカにしてただろ?」と話す頃には人間味も出てきて悲しさも感じさせる。


さらに橘高は整に「君も僕を恨めばいい。喜和さんを殺したのは俺なんだから。ののしっていいよ」と言うが、整はずっと冷静だ。「喜和さんの事件が起こったのは橘高さんのせいじゃないですよ。僕はストーカーに腹が立ちます」「あなたは人の役に立とうとして犯罪に巻き込まれただけです。本来はケアされるべき側の人でした」と橘高に寄り添う整。演じる菅田のフラットな表情は、いつも言葉をストレートに届けてくれる。


さらに整は橘高に声をかける。「この場所で集まろう、懐かしい会を開こうって誘われて、来るのが怖かったんじゃないですか。もし先生がすべてを知っていたら復讐されるかもしれない。同じ部屋では眠れませんよね」「昨日蔦さんに先生の気持ちを考えろ。無神経にもほどがあるだろっていうのは嘘じゃないですよね」との言葉に橘高は号泣してしまう。そして、今までになく整の目にも涙がにじんでいた。


どんどん変化する佐々木の演技を菅田がフラットな演技で受け止めたことで、人間の複雑さがより浮き彫りに。どんなゲストがきても演じる役の魅力を引き出す菅田。次回はライカ(門脇麦)とのエピソードだ。第9話のラストでライカの衝撃的な事実が明らかになったが、整はどう受け止めるのか?


2/3ページ

KEYWORD

注目のキーワード

PRESENT

読者プレゼント