『ケイ×ヤク』“心から笑える日”のために、鈴木伸之と犬飼貴丈が見せるそれぞれの覚悟

TV 公開日:2022/03/08 57
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第8話が3日深夜に放送された主演・鈴木伸之、共演・犬飼貴丈によるドラマ『ケイ×ヤク-あぶない相棒-』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜よる11時59分から放送)。事件の黒幕との直接対決で銃撃戦が繰り広げられた上、ラストに衝撃の展開があり、「全員ピンチってそんなことある!?」「盛り沢山すぎて感情が追いつかない」とSNSは大盛り上がり。最後の「おまけ」で、一狼(鈴木伸之)と獅郎(犬飼貴丈)のほのぼのとした日常を見ることで、視聴者は少しずつ心を落ち着けていった。事件をきっかけに必死で生きてきた一狼、獅郎、そして莉音(栗山千明)の今後の生き方にも注目だ。


物語は、堅物な公安捜査官・一狼(鈴木伸之)とミステリアスなヤクザの若頭・獅郎(犬飼貴丈)がバディを結成し、闇に葬られた事件を追う“あぶないサスペンス”。(以下、第8話ネタバレあり)。



一狼(鈴木伸之)、獅郎(犬飼貴丈)、莉音(栗山千明)の3人は、20年前に起きた爆破事件の真相を突き止めるため、関係者への接触を試みる。獅郎の兄貴分のヤクザ・中村(松本利夫)の消息がつかめなくなった今、3人は大須総理(板尾創路)と総理の息子・匡(吉村界人)から事件の証言を得ようとする。


サロンで待っていた獅郎は、いつも通りの甘い雰囲気で大須総理を迎える。大須が総理になる前から関係を持っていた2人。獅郎の「酒は?いつものでいい?」という台詞からも、長年の深い関係がうかがえる。何も変わっていないかのように振る舞う獅郎だが、大須は「私に近づいた目的は何だ?」と切り出す。獅郎は、暗い照明に映えてより美しく妖艶に見える。

質問には答えず銃を取り出すと、大須に握らせて自分の頭に押しあてた。

「どうせ 俺のこと殺すために 来たんでしょ?」

急に態度を変えたり騒いだりせず、以前と変わらず色気をまとったままの獅郎。大須もまた、いつもと同じように2人きりで話すことを選んだ。お互いを尊重し合うような関係を築いてきた2人。大須は、今すぐ手を引けば悪いようにはしないと話す。「これ以上 詮索するんじゃない。」と語気を荒げながらも諭すような大須からは、今でも獅郎への情が感じられるようだった。


しかし獅郎は銃をさらに自分に近づける。


「事件に関わってたのか?」危険を顧みず詰め寄る獅郎に、大須は思わず「バカな真似はやめろ!」と叫ぶが、「だったら さっさと答えろよ!」と獅郎もひかない。

「相手が誰だろうが 俺達は必ず真相を明らかにする。」

「覚悟は とっくに出来てんだよ。」

獅郎の強い覚悟を知った大須は、「決めたのは おまえだ。」そう言ってサロンを後にする。これから何が起ころうとも、どうしようもなかったのだと自分にも言い聞かせているようだった。そんな大須の心情を察したのか、獅郎も大須に銃を向けるが何もできない。


お互いを敵とは割り切れない複雑な関係に、SNSでは「切なくなってしまった」「泣けた。」との声も上がるほどだった。


一方、一狼は総理の息子・匡に、事件のことをすべてを話すよう持ちかけていた。狙われ続ける匡の不安を解消しながらも、自分たちの目的に近づけていく。相手の立場を理解し、寄り添いながら説得するのは一狼の得意分野だろう。穏やかだが強い説得力を持つ一狼に、匡も次第に歩み寄り始める。一狼と獅郎の全く異なる交渉の仕方が対比されたこのシーンには、これまでの2人の生き方が表れているようだった。


そんな獅郎のことを、莉音は本当に心配していた。


危険な行動が伴う獅郎のやり方に、「もう 二度としてほしくない…。」と辛そうな顔をする。莉音にとっても、一狼と獅郎はかけがえのない存在だ。2人に再会してから、自分が人恋しい人間だったと気が付いた、という莉音。今までの時間を取り戻すかのように、いつか3人で旅行に行きたいと言い出す。「風呂付きの部屋にしないと」と獅郎をみつめながら言う一狼に、「え?一緒に入るのか?」と一瞬空気が固まってしまう場面も。この展開には「勘違いされとるw」「意味が違うのおもしろすぎる」と視聴者からもツッコミが。刺青が入っている獅郎も楽しめるように、という意図だったのだが、莉音が反応に困ってしまうほどに2人の親密度は増している。


お互いを“甘えたがり”だと言って無言で見つめ合うシーンでは、寝ていたはずの莉音が急にソファから落ちる一幕も。一狼と獅郎の距離が近づくと、莉音がいいタイミングで出てくるというコミカルなやり取りは、一狼と獅郎の絶妙な距離感や、3人でのバランスをちょうどいいものにしてくれている。


「このまま ずっと 一緒に居られたらいいなぁ。」

幼い頃や、任務のために殉職したことになっていたこの3年間のことを思い返し、3人でいられる幸せをかみしめる莉音。今回はいつも強くて凛としている「央莉音」という人物の、人間らしい一面が見えた。莉音もまた、これからの人生に希望を見出し始めている。その後も仲良く盛り上がる3人には、視聴者も「会話気になる~」「はしゃぐ3人可愛すぎる」と盛り上がった。20年前の爆破事件をきっかけに、それぞれ必死に生きてきた3人。“みんなが 心から 笑える日”がもう、すぐそこまで近づいてきているのだが…


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