『妻、小学生になる。』告白シーンも大反響、杉野遥亮が放つ存在感

TV 公開日:2022/03/08 1
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金曜ドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系、毎週金曜よる10時)。10年前に事故で亡くなった妻がある日、10歳の小学生の姿で現れるという、ちょっと変わったホームドラマの中で、キュンキュンするシーンを爽やかに届けているのが杉野遥亮。主人公・圭介(堤真一)の娘・麻衣(蒔田彩珠)が想いを寄せる愛川蓮司を演じている。4日に放送された第7話で話題となった麻衣と蓮司の告白シーンは「キュンが止まらん」「この2人可愛すぎる」「何度でも見たい!」と反響を呼んだ。



10歳の毎田暖乃の演技に圧倒され、堤真一、石田ゆり子、蒔田彩珠、森田望智吉田羊神木隆之介など抜群の演技力を誇るキャストが集う本作。 杉野は前クールのドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(日本テレビ系)でピュアなヤンキー・森生を愛嬌たっぷりに演じその人気が爆発。最も旬な俳優といっても過言ではない杉野が“脇役”という贅沢なキャスティング(杉野は病気のため降板した萩原利久の代役で出演)。演じる“蓮司”は“森生”とはまったく違い、少しぶっきらぼうなところがある。「ヤンキー君と同じ人とは思えないくらい声も雰囲気も違っていて驚いた」「全然黒川じゃなくて話し方も立ち方も違う」「蓮司は蓮司でしかない」という声も上がる。ただ心根が優しくピュアなところは共通している。登場シーンはさほど多くないのだが、その短いシーンの中で杉野はしっかりと存在感を示している。(※以下、第7話ネタバレあり)


第7話は号泣回。万理華を演じる10歳の毎田暖乃の名演にもらい泣きし、突然万理華から貴恵の記憶がなくなったラストに興味が注がれる。亡くなった貴恵(石田ゆり子)の弟・友利(神木隆之介)は万理華との対話で貴恵だと認識。友利にとっても心の支えだった姉との“再会”は感動を呼んだ。


友利と万理華、それを見守る圭介の感動的なシーンのすぐ後に映された海辺でひとりたたずむ蓮司の姿。既読スルーされているスマホを見つめ、キラキラした海をバックに切ない表情をうかべる横顔は、それだけで募る想いを想像させる。


視聴者からは「恋する横顔」「胸が締めつけられる」「ただ待ってるだけなのに、表情天才」という声も上がった。このシーン、前の感動的なシーンから同じ音楽がそのまま流れ続けていたが、この横顔の画で音楽は止み、海の環境音に切り替わる。心情を静かに美しく転換させてくれた。


「何度見てもキュンとする」「可愛いカップルでほっこりさせられる」と反響を呼んだ告白シーン。


蓮司がまず語ったのは、海の事故で遺体のあがらなかった初恋の幼馴染の存在。「今でもふと 突然帰ってくんじゃないかなって思うことがあるんだよね、バカでしょ おれ」。母を亡くした麻衣には切実にその気持ちがわかる。「そんなことないです」「夢でもいいから帰ってきてほしいって 奇跡を願う気持ち わかるから」。海の方を向いて話す蓮司は、意を決したように一歩前へ出て、「やっとそばにいたい人をみつけた」ことを報告する。想いを伝える緊張と一歩踏み出した決心が入り混じった表情は、杉野の魅力が生かされている。


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