『ミステリと言う勿れ』菅田将暉、視線だけで表現した“驚愕の事実”

TV 公開日:2022/02/25 12
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菅田将暉主演の『ミステリと言う勿れ』(毎週月曜よる9時~、フジ系)。第7話では連続放火殺人事件の犯人、“炎の天使”と呼ばれる井原香音人(早乙女太一)を追うのかと思いきや、まさかの事態が。


※以下第7話ネタバレあり

香音人はすでに下戸陸太(岡山天音)に殺されていて、下戸が二重人格となり香音人として連続放火殺人を行っていたことが判明した。香音人と下戸のやりとりが普通に行われていたため、思いもよらない展開だったが、それまでに菅田の視線から感じていた違和感が、ち密に計算されたものだと知って驚愕した。結末を知ってしまっても、もう一度見る価値がある演出であり演技だった。


下戸の罠にはまり、虐待された子どもの両親とともに殺されそうになった整は、ライカ(門脇麦)からもらった赤いオーナメントのおかげで、赤いものを見ると目に痛みがはしる下戸から逃れることができた。それなのに、警察に通報せずに下戸に“炎の天使”だという香音人の家に連れて行ってもらうのだが、下戸の謎を解くためだったと分かると合点がいく。


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整が香音人の家に着くと、下戸と香音人の2ショットのシーンから目線が1点を見つめる感じではなく、俯瞰で見たり、あたりを見回す様子で最初の違和感が。下戸の後ろで話す香音人の方を見ることなく、下戸と話す整。実際、香音人はいないのだから当然だ。改めて見返すと菅田のち密な演技に驚かされる。


下戸の中の香音人が放火殺人について語る表情は穏やかで、人を殺すような狂気を感じさせない。切れ長の目元が印象的な早乙女だが、全く罪悪感がない人物を抑えた演技で表現。香音人は虐待されていた子どもを救っていると信じていると思いたい、下戸の願望が入っていたのかもしれないと思うと奥深い。


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