『ウォーキング・デッド』キャスト、ダリル役のノーマン・リーダスやシリーズへの想い語る

TV 公開日:2022/02/21 8
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ついに本日2月21日(月)より日本最速で独占配信開始となる、全世界が熱狂するサバイバル・ヒューマン・ドラマの最新にして最終シーズンの『ウォーキング・デッド』ファイナル・シーズンのPart2(全8話)の貴重なキャストインタビューが初解禁された。




『ウォーキング・デッド』とは

2010年のシリーズ開始以来、アメリカで異例の高視聴率を獲得し、日本を含めた全世界から絶大な人気を誇る『ウォーキング・デッド』は、“ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこるアメリカを舞台に、人間たちが時にぶつかりあいながらも生き抜く術を模索していくサバイバル・ヒューマン・ドラマだ。シーズン11は、シリーズのフィナーレを飾るのにふさわしく、シーズン最長の全24話で制作され、これまでにないスケール感、そして驚愕のストーリー展開に世界中で注目を集めている。


昨年末配信となったPart1の第8話『血を求めて』では、“収穫者”との戦い、アレクサンドリアを襲う大嵐など、生存者たち全員に危機が迫るなど、波乱の展開で幕を閉じた。そして、Part2では、恐ろしい兵器をもった“収穫者”との戦いがさらに激化。また、アレクサンドリアでの大嵐でコミュニティはどうなってしまうのか、謎に包まれたままのコモンウェルスは一体どのような展開を迎えるのだろうか。


この度公開されたインタビューでは、リア役のリン・コリンズ、コニー役のローレン・リドロフ、そしてユミコ役のエレナー・マツウラとプリンセス役のパオラ・ラザロが、シリーズフィナーレを迎える『ウォーキング・デッド』での自身の演じる役や、今後の展開について語る。



リア役:リン・コリンズ

――リアはいつも戦っています。彼女は激しい性格で、絶え間ない戦いを続けているように感じます。コモンウエルスのような他の世界で、多分、彼女は落ち着くことになるかもしれません。どこかに落ち着いて、彼女は戦うことをやめられるかもしれませんが・・・。


それは面白いわ。なぜなら、私たちは彼女のことをこういった、独立した、森の中にいるワイルドな女性として見てきたからね。世界の終わりの真ん中で、フライドチキンの夕食を作る家庭的な女神のように、彼女のことを見ていたの(笑)。(そして)それから、死の女王みたいな彼女を見るの。こういった男たちを守るね。彼女がそのグループの上の階級にいるということは・・・もし彼らは全員が殺し屋であれば、彼女もそうに違いなくて、彼女はずっとそのミリタリーの中でかなり高い立場にいるの。だから、彼女はこういったいくつかの面があるキャラクターなの。


脚本は、最高に素晴らしいと思う。脚本家たちはとても素晴らしい仕事をしているわ。彼女は最高に複雑で、私たちみんながそうなの。(そして)特に今はね。この2年間は・・・もしあなたたちが、この2年間、自分が信じていることを分かっていると思っていたら、それが何度も何度もひっくり返されたの。私は、この取材をやりながら、そのことについてたくさん話してきた。私たちの中には良い狼と悪い狼がいるというアメリカ先住民の考えみたいなことをね。

そして、私たちはなにを心の糧にしている?私たちが起きているすべての瞬間において、なにを心の糧にしている?私たちは自分たちの恐怖を心の糧にしているの?それとも、自分たちの希望をを心の糧にしている?なにを心の糧にしている?人間関係においてもね。最終的にリアは・・・彼ら(脚本家たち)はそれを本当に見事に書いたわ。あなたたちは、彼女がこういった決断を下さすのを見ることになる。

そして「彼女はどういった人になるのだろう?」という感じなのだけど、彼女も分からないの。それが面白いの。私たちは「リアは何者?」となるけど、リアも分からないの。彼女は混沌した状態の真っ只中にいるの。そして自分が誰か、自分がなにを信じているか、なにを欲しているかを見つけようとしているの。そして、あなたたちは、こういったキャラクターたちが決断を下す瞬間を見ることになる。「自分は誰?自分はなにをする?私は良い狼?悪い狼?」といったね。


そして最終的には、彼らの誰も、完全に良い人ではないし、完全に悪い人でもないの。私たちのヒーローたちでさえね。私たちはこういった奇妙な会話を現場でしたわ。「もし私たちの全てのヒーローたち(主人公たち)を見たら、彼らは実際、全ての中で最大の悪者たちだ」といったね。何人かの人たちは同意するし、何人かは同意しなかった。でも、それは面白かった。なぜなら、彼女は悪者なの?私には分からない。私のパートナーが、「彼女は『ウォーキング・デッド』で今、この家族と一緒に悪役を演じているんだ」となったら、私は、「違うわ。彼女はそうじゃない」と言うの(笑)。


最終的に私はいつも、「彼女は拒絶したの」と言うわ。その女性は裏切られたと感じているの。そして、自分自身が嫌いになるの。なぜなら、彼女は自分の仲間を守ることが出来なかったからよ。それは危険な人なの。彼女が彼や自分自身を許すことが出来ないせいで、彼女を危険な存在にするの。そして、この番組には、自分たちが過去にやったことから自分自身を許すことが出来ない多くの違うキャラクターたちがいるわ。そしてそのことが最終的に彼らを、私たちが考える悪役にするの。だからそれは、自分を許すことにおけるレッスンなの。


――あなたは、「リアは自分が分からない」と言いました。あなたにとって、このキャラクターへのアプローチや、シリーズを通しての彼女の成長はどういった感じでしたか?脚本や、今後のエピソードについて読んだ時はどういった感じでしたか?このキャラクターを膨らませる上で、どのようにアプローチしましたか?


彼らが私に、このキャラクターのアーク(起承転結、成長)について提案した時、私は自分がシーズン10とシーズン11に出るのは知っていたの。彼女は基本的に・・・そのピッチの最後で、彼女は、それは最終的に「パワーか?それとも愛か?」になるといった感じだった。そして、わからないけど、それはなにか、この業界で独立した女性として、私が戦っていたことなの。しばらくの間、シングルマザーだったし、とても難しい父親ととても難しい関係を持っていたしね。


そして最終的に、2020年に私たちみんながロックダウンしたことは、好きじゃなかった。私たちはみんな静かにしていないといけなかった。私は、「どうやってこの段階を乗り切るか?」ということを解決しないといけなかった。

私にはいくつもの願いがあった。それは、「もしもう一度演技をするとしたら、なにか、他の人たちを助ける役を私にちょうだい。なにか癒しになるものをちょうだい。それを見た人たちを良い方向に向かわせるものをちょうだい」というね。


そして基本的に、私は、自分の人生の最悪な部分を映し出すこういった奇妙なものを得たの。私の父との関係と私の人生のある男性たちとの関係の両方を反映したね。(そして)あなたたちは、リアが、自分が裏切られたと信じているのを思い出さないといけない。彼女は彼(ダリル)が彼女を置き去りにしたと信じているの。彼が「僕の仲間たちがここにいるんだ」と言う時、彼女は「なんてことなの。あなたは私をもう一度裏切ったわ」となるの。それから、ポープ(教皇的存在)がこういった横暴にふるまう支配者になることは、彼女や、彼女が守ろうとする男たち、彼女が守ろうとする家族を苦しめるの。その教皇はみんなを苦しめるの。だから、彼女がそれを殺す人にならないといけないわけ。それは本当に私の人生よ。違う形ではあるけど、そのことを反映したものなの。だから、芸術はとても重要なの。なぜなら、特に今、共同体としての私たちには、自分たちが経験してきたことに関して、自分たちがやっている多くの悪いものを取り除く作業があるの。


もしあなたにトラウマがあるとしたら、このパンデミック全体は、何度もパンチされたり、嫌なことを次々に引き起こされることなの。そして今、私たちは3年目を迎えている。だから正直に言って、私がこの番組に参加することは、私が、私たちみんなと自分自身に奉仕しているように感じているの。この人たちは、これらのキャラクターたちを11年間に渡って演じてきている。そして私が入ってくるの。私はケチャップのような存在なの。彼らはチキンテンダー(チキンのフライ)とフライドポテトでね(笑)。私は、彼らの演技を次のレベルに高めるちょっとした調味料としてそこに入るの。


そして、今後で出てくるこういったエピソードでは・・・ローレンとの・・・それは面白いの。なぜなら、演技をしている時、自分自身を守ることを意識していないといけない。特に体を使ったものをやっている時はね。自分もそこに出ているんだけど、距離を置かないといけないの。それは、二つの心を持つ感じなの。自分が傍観者の気持ちでいる時に、「なんてこと。この番組は彼女が戻ってきてとてもラッキーだわ」となったのを覚えている。

なぜなら、彼女は・・・まず第一に、彼女はとても感情的に利用出来るの。ノーマンもそうだけどね。でも彼女はまた、彼女の人生で、もう失敗はしないという感じなの。そしてそういったことは・・・それをどう説明していいかわからない。彼女にはそういった空気が漂っているの。全ての女性たちは、それを見たら、「そうね。私にはわかる。私はそこにいるわ。それを爆発させて!それを破壊して!」となると思う。でもそれから、こういった鏡(反映するもの)があるの。


あまりネタバレは出来ないけど、それは、こういった瞬間で、あなたはどういった人になるかという選択なの。自分がテストされる時にね。自分が(その相手を)許したくない時、自分が望むのはハグだけという時に、誰かを突き放すことを選択するの。「あなたはそういった場所にどれだけの回数いたことがある?」という感じなの。だから、この番組は重要なの。それは本当に、社会的な主張みたいなの。そしてあるレベルで、私たちはみんな、それを理解している。でも、それが全て語られて終わった時、番組も終わると思う。これは、人々が永遠に社会的に分析することになる一連の作品になるわ(笑)。


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