大切な獅郎の危機であり、ずっと追っていた莉音の事件の真相も、すぐそこまで近づいてきている。一狼に今までの穏やかさはなく、鬼気迫る勢いだ。一狼は焦りながらも冷静に前に進むが、あと一歩のところで敵にみつかり絶体絶命のピンチに。もうダメかと思った瞬間、目の前には敵を一撃で倒す莉音(栗山千明)の姿があった。
死んでしまったと思われていた莉音の登場に、SNSは「え?!」「先輩生きてたー!」「めっちゃ待ってたしカッコいい!!」と驚きの声で溢れた。背後から聞こえた「武器を捨てろ。」の声で身構えた一狼に、「違うよ国下」と言う優しい声と凛々しい表情。栗山千明の圧倒的なカッコ良さと安心感にホッとすると同時に、緊迫の状況が続く展開に息つく暇もない。そのまま莉音は敵を容赦なく撃ち抜き、状況を飲み込めない一狼も後に続き、獅郎を救出する。
今回は一気に物語が進んだ。莉音は、「すべては 田口さんの作戦だった。」と言っていた。また、お互いがそれぞれ“相手を罠にかけた”と言うが、謎の人物も多く、誰が味方で誰が敵なのかわからない。そんな中、次々と迫る敵を倒していく莉音(栗山千明)と謎の女(青野楓)の迫力あるアクションには、「強い女しかおらんw」「女性陣がカッコよくて一狼獅郎が可愛いって何事」と反響が。謎の女の正体や、大須総理の息子・匡(吉村界人)らが隠す20年前の事件についても、わからないことだらけだ。
なんとか敵から逃れた一狼と莉音は、獅郎を連れて帰る。目が覚めて莉音と対面した獅郎は「なんで…」「なんで」と繰り返し、「どうしてだよ!」と訴える。あんなに会いたかったのに、あんなに探していたのに、言葉が出てこない獅郎。莉音のためなら何でもしてきた、その重い過去を整理できない。感情入り交じる犬飼貴丈の演技に引き込まれていると、あっという間に第4話は幕を閉じた。予告では、一狼に「足手まといだ」と言われてしまう獅郎の姿も。これからの3人の関係と、深まる謎から目が離せない。
予告を挟んで「おまけ」が始まると安心する視聴者も多いようだ。「おまけーーー!」「待ってた」の声の中、酔って帰ってきた獅郎と、心配する一狼の一コマが始まった。一狼は、ソファーでそのまま寝てしまった獅郎に、ガウンをかけてあげようとするのだが…なぜかそのガウンを自分で着てしまう。この時点からSNSでは「えwww」「着てるw」とツッコミが入り始め、一狼は最終的にポーズをとったりターンしてみたり、やりたい放題。しかし、獅郎の「ハッハハ…。」という寝言で一気に我に返る。「あ 違う違う違う。」とごまかす一狼だが、「何が違うんだろう」と見ているこちらも笑いがこらえられないシーンだった。ガウンを獅郎にかけ、「風邪ひくなよ。」と言う声はとても優しい。いつもの一狼に戻ったなと思った矢先…まさかの“靴下で目隠し”する姿には、再度「靴下っwww」「せめて毛布かけてあげてwww」とツッコミの嵐だった。この続きが第4話冒頭につながり、獅郎が風邪をひいてしまったのだろう。ソファで目を覚まして不思議がる獅郎と、何食わぬ顔で朝食を食べている一狼のやり取りをぜひもう1度ご堪能いただきたい。
2/10(木)放送の第5話も、10分遅れてよる24時9分から放送される。