『DCU』横浜流星の成長物語、随所に散りばめられた愛

TV 公開日:2022/01/25 44
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日曜劇場『DCU』の第2話が1月23日に放送された。前回のラスト、DCUの隊長、新名(阿部寛)に対し、スパイ疑惑を持った瀬能(横浜流星)の態度が一変。信頼していた新名に裏切られたと思い、憎悪をぶつける瀬能に驚いた人も多かったに違いない。そんな中、北能登で変死体が発見され、DCUメンバーは現地へ向かうのが、今回のストーリーだ。殺害されたのは密漁者と戦う地元漁師のリーダー。漁師たちが「犯人は密漁グループの連中に違いない」と騒ぐ中、新名はわだかまりの消えない瀬能と共に地元刑事の坂東(梶原善)と捜査に乗り出す。


早くも第2話でわかってしまったことがある。ウォーターミステリーとか、DCUのチームワークとか、多くの要素が重なり合った骨太なドラマであることは間違いない。だけど、隠れテーマは横浜が演じる瀬能の成長物語だと勝手に思ってしまった。もちろん、阿部寛もカッコイイし、日曜劇場らしい組織の中の奮闘も描かれている。だけど、瀬能への愛にあふれた演出がところどころに見えているのだ。



※以下第2話一部ネタバレあり

それを裏付けるように第2話は瀬能のカッコイイシーンが満載。冒頭ではDCUメンバーが逮捕術の訓練中、新名が気になりよそ見をしていた瀬能。飛びかかってきた森田(岡崎体育)に後ろ回し蹴りがさく裂。さすが空手有段者の横浜、とてもきれいな後ろ回し蹴りである。


また捜査中、海に落ちた子どもを発見した瀬能は全力疾走。防波堤の先まで駆け抜け、海に飛び込むシーンはたまらなく格好良かった。上着を脱ぎ捨て、力の限り走る横浜を追うカメラマンは大変そうである。それほどの速さ。反発する新名には乱暴な言葉使いだったが、非常事態に「落ち着いてください、今助けます」と丁寧な言葉使いで救助に向かうところも、瀬能の本当の人柄が出ている感じ。ためらうことなく、そのまま海に飛び込み、子どもを助けた瀬能は、まさに水もしたたるいい男。SNSでは「飛び込みの選手ですか?ってくらい指の先まで綺麗なフォーム」「力抜いて。大丈夫。大丈夫。こんな耳元で優しくささやかれたら逆に溺れる」「1日中、頭の中でささやかれ続けてどうにかなりそうだった」「逆に気失って沈んじゃう」と瀬能の救助シーンにコメントが殺到した。


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