堤真一主演の金曜ドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系、毎週金曜よ10時)が21日、いよいよスタート。
本作は、10年前に愛する妻を亡くし生きる気力を失った夫とその娘が、思わぬ形で妻(母)と再会するところから始まる、ちょっと変わった3人による、心温まる家族再生の物語。原作は芳文社「週刊漫画 TIMES」に連載中の村田椰融による同名漫画。累計発行部数(紙+電子)が130万部を超える話題作だ。主演の堤真一がTBSのドラマに出演するのは、2006年に放送された『セーラー服と機関銃』以来16年ぶりとなる。
主人公の新島圭介を堤真一、10年前に他界した妻・新島貴恵を石田ゆり子、圭介と貴恵の一人娘・新島麻衣を蒔田彩珠、貴恵の生まれ変わりで10歳になる白石万理華を毎田暖乃が演じる。
そのほか、吉田羊、森田望智、飯塚悟志(東京03)、水谷果穂らが出演。また、急性穿孔性虫垂炎のため降板となった萩原利久に変わり、愛川蓮司役を杉野遥亮が務めることが発表されている。
脚本・大島里美、音楽・パスカルズと言えば、2019年7月期に同じくTBS金曜ドラマ枠で放送された人気ドラマ『凪のお暇』(主演:黒木華、共演:高橋一生、中村倫也ら)と同じ布陣。プロデュースや演出にも同作と同じスタッフが多く名を連ねており期待が高まる。初回は15分拡大で放送される。
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<第1話あらすじ>
新島圭介(堤真一)は、10年前に最愛の妻・貴恵(石田ゆり子)を亡くしてから、妻のいない残りの人生を“余生”だと思って生きている元愛妻家。全く生気が感じられないため、周囲からは陰鬱な男に見られている。たった一人の家族である一人娘の麻衣(蒔田彩珠)の幸せを誰よりも願っているものの、生活費を稼ぐ以外何もしてやれていないことが心苦しく、コミュニケーションすらうまく取れていない。
二人の時間は、10年間止まってしまっていたのだ。同じ家に住みながらもバラバラな父と娘。
そんなある日、ランドセルを背負った見知らぬ女の子(毎田暖乃)がこの親子を訪れる。
「わたしは10年前に他界したあなたの妻よ」
―まだ信じられないが、妻のようだ。
突然の別れから10年。
妻はこの世に生まれ変わっていた。
止まったままの家族の時間が、再び動き出す―
しかし…愛する妻はいま、小学生の姿! 同居することもできず門限は夕方6時!! 一緒にいると怪しまれ、喜び余って抱きしめたら警察を呼ばれる始末…。
突然の別れから10年。元愛妻家の男と、妻(外見は小学生)、そして大人になりきれない娘の、ちょっと変わった3人による家族再生の物語が始まる!
■『妻、小学生になる。』
毎週金曜よる10:00~10:54 ※初回15分拡大(よる10:00~11:09)
(C)TBS