『ミステリと言う勿れ』菅田将暉&永山瑛太、無表情の中で魅せる上質な演技合戦

TV 公開日:2022/01/18 23
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フジテレビ系で放送中の菅田将暉主演『ミステリと言う勿れ』(毎週月曜よる9時~)。見逃し再生回数では349万再生(1/10~1/15の6日間)と記録的な数字を出している本作。


17日に放送された第2話は菅田演じる久能整が乗るバスがジャックされてしまう。乗客の一人を演じたのが永山瑛太だ。大学の研究室で働く熊田翔という役柄で、金髪ストレートという髪型はインパクトがあった。最初は瑛太だとは分からなかったほどで、菅田演じる整のもじゃもじゃ頭にも負けない。そんな2人が演じる整と翔は口数に大きな差はあるものの、どちらも冷静で基本的に無表情。派手な演技合戦こそないが、それぞれのアプローチで静かな戦いが行われていた。


バスジャック犯にほかの乗客がおびえる中、整は自分のことしか考えていなく、いつも通り空気を読まずに犯人に対しても理屈をまくしたてる。一方の翔は整の行動に笑ってしまったり、整に話し掛けるなど余裕を感じさせる態度で怪しさ満載だ。


逆上した犯人に刺されそうになった整を助けた翔は、「あれは計算?どこまで言っていいのか観察してるよね?」と整に尋ねる。「そんなことないですけど、そう思ってるということは、(翔が)そういうことしてるってことですね」と返す整に、翔は無表情で「ムフっ」と一言。さすがの整も戸惑うが、翔は「俺たちちょっと似てるかも」と言いながら微笑む。


ここで、翔の違う一面が見えたことでぐっと翔の不気味さが増す。人間味があるともいえるが、絶妙にクセがありすぎるし、ミステリアスなので不気味さが勝ってしまう。そもそも、翔の無表情は冷徹な感じがするし、だからこそ笑うと意外すぎて不気味になる。一方の整は髪型のせいもあって親しみのある無表情で、それを何があっても崩せないところが安心感につながっている。


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