「月日が経てば自動的に年はとる」自身の変化とは自然体で向き合う
──役者業を続けていく中で“子役イメージ”が枷になるようなことはありませんでしたか?今作でも「初対面の人から“神木くん”と呼ばれがち」というエピソードが登場しますが、他の子役出身俳優を意識したりしないのでしょうか。
まったく意識しないです。ずっと“神木くん”と呼ばれるのも「呼びやすそうだからいいんじゃないですか」という感覚。全然ご自由に呼んでいただいて構わないです。
──では「あえて大人っぽい役に挑戦しよう」というように、役柄の選び方にこだわりなどもないですか?
ひたすら仕事を頑張っていたらいいのかなと思っています。無理して大人っぽい役をやらなくてもいい。月日が経てば自動的に年はとるので、自分でも気付かないようなところが、周りから見たらいつの間にか変わってくるんでしょうね。
──ではご自身の役者としての未来など、子役出身だからといって思い悩むようなことはなかったんですね。
マネージャー陣は苦しんだかもしれないですけど(笑)、僕は「大人な役者にならなきゃ」と特別に意識するようなことはありませんでした。
──周りの方が悩んだかもしれない、と。
絶対悩んだと思いますよ。すごく大変だったと思います。
──先程、アイデンティティが形成されるタイミングですでに芸能界にいたというお話がありましたが、役者人生が長いことで、役が抜けなかったり本来の神木さんを見失ったりするような経験はありませんか?
特にないですね。ただ、役作りをする時はその役の考え方をできるだけ真似ようと思っているので、ちょっと引っ張られるようなところはあるかもしれないですけど、基本的には「はい、カット」と言われたら現実、という感じです。
──では第1話で描かれたような“はい、カット!シンドローム”にはならない?
ないですが、例えばコンビニでお会計しているような時に「今これを横から撮られたらたぶんこういう画面になっているんだろうな」と思う癖はたまにあります。自分がこう動いたらどういう風に写っているんだろう、と想像しちゃうんです。それが職業病なのか、ただ単に写真を撮ることが好きだから考えちゃっているのかどうかはわからないですけど、とにかく発狂するようなことはないですね(笑)。
※“はい、カット!シンドローム”:第1話の題材となる子役出身の俳優が陥るという設定の架空のシンドローム
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