『撮休』シリーズとは
ドラマや映画の撮影期間に突然訪れる休日、通称“撮休”を、多忙な毎日を送る俳優はどのように過ごすのか。知られざる“オフの姿”をクリエイターたちが妄想を膨らませ描き、主演となる俳優が自分自身を演じるパラレルストーリーを展開するオムニバスドラマ『撮休』シリーズ。
2020年3月~5月に放送されたシリーズ第1弾『有村架純の撮休』は今までにない企画として情報解禁時から話題を呼び、監督・脚本家たちがそれぞれの世界観で創り上げた有村架純の架空の休日像”が話題と高い評価を獲得した。第1弾放送終了後、視聴者から“シリーズ作品にしてほしい!”との根強いラブコールを受け、第2弾『竹内涼真の撮休』を2020月11月~1月に放送・配信。期待を上回る形で、高い人気と評価を博し、シリーズを通じて熱烈なファンを獲得することとなった。
第3弾は『神木隆之介の撮休』
そして、『撮休』シリーズ第3弾の放送・配信が決定。主人公に実力派俳優“神木隆之介”を迎え、1月7日(金)より放送・配信スタート、毎週金曜よる11:00~WOWOW プライムにて放送【第1話無料放送】、各話放送終了後、WOWOWオンデマンドにて配信となる。(全8話)この度、第1話~第4話、第5話~第8話それぞれのプロモーション映像・2種が解禁となった。合わせて、本作にて、初のドラマタイアップとなったSaucy Dogによる主題歌『ノンフィクション』もオンライン初解禁。各話の名場面が切り取られた場面写真も到着した。
今回解禁となったプロモーション映像はそれぞれ第1話~第4話まで、第5話~第8話を4話ずつ紹介。神木が「はい、カット!シンドローム」にかかりパニックに陥る姿や、ファンと名乗る男に翻弄させられたり、親友の彼女に“親友”と会うなと言われ困惑したり…と各話を象徴する名場面が連なり、担当した気鋭のクリエイターたちの個性が光る物語と、神木と豪華キャストたちの名演技に期待が高まる内容に。コメディテイストの物語から、心温まる物語まで、バラエティ豊富な8つの“神木の架空の休日”を楽しもう。
『有村架純の撮休』、『竹内涼真の撮休』でも好評だった、【マネージャーから突然、“撮休”になった】と告げられるオープニング映像の一部もプロモーション映像#1~#4に収められている。本作では、池田鉄洋が神木のマネージャー・祝崎役を演じ、森ガキ侑大監督が演出を務めた。神木と池田は即興芝居で撮影を行ったという。2人の息の合った演技と毎話の“撮休”になった理由にも注目だ。
今回、本作の主題歌アーティストを務めるのは、幅広い世代から人気を誇る人気バンド・Saucy Dog。彼らが書き下ろした主題歌『ノンフィクション』もこの度、オンライン初解禁。実在する俳優が、自ら自身を演じる『撮休』シリーズ本来の企画と、『WOWOW オリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』の脚本やスタッフとの打ち合わせから着想を得て、生み出された楽曲が『撮休』シリーズおなじみのエンドロールを彩る。
各話の監督・脚本
今作の監督を務めるのは、映画『64 ロクヨン 前編/後編』や映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』、映画『護られなかった者たちへ』など人間ドラマに手腕を振るい、胸を打つメッセージを孕んだ名作を手掛けてきた瀬々敬久を始め、名だたるTVCMやMVなどを手掛け近年、映画『さんかく窓の外側は夜』、『WOWOW 連続ドラマ W 坂の途中の家』など幅広い活躍をみせる森ガキ侑大、映画『Playback』で新鋭監督と注目を集め、Netflixオリジナルドラマ『呪怨:呪いの家』や、『折り合い』(星野源)のMVなど活躍の幅を広げる三宅唱、3か月のロングラン上映を記録した話題作・映画『ミセス・ノイズィ』の監督・脚本を手掛けた天野千尋、初長編映画『少女邂逅』で異例のヒットを記録し、国内外からの評価を集め、その才能を世に知らしめた枝優花ら。
脚本は恋愛をテーマとする小説で名を馳せ、映画脚本でもその才能を発揮する狗飼恭子、映画『そこのみにて光輝く』や映画『オーバー・フェンス』などの高田亮や、『au三太郎シリーズ』や神木が出演する『au意識高すぎ!高杉くんシリーズ』を始めクリエイティブ・ディレクターとして活躍し、CM楽曲の作詞も手掛ける篠原誠、ドラマ『バイプレーヤーズ』や映画『子供はわかってあげない』など話題作への参加が続くふじきみつ彦、ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』の構成を手掛け、数多くのテレビ番組に携わる竹村武司、劇団・玉田企画を主宰し映像作家としても頭角を現す玉田真也、新人脚本家の登竜門・城戸賞で最終ノミネートを果たした『おじいちゃん、死んじゃったって。』にて長編映画デビューを飾り、監督を務めた森ガキ監督と本作にて再タッグを組むこととなった山﨑佐保子、劇団『贅沢貧乏』を主宰し若手劇作家として注目を集める山田由梨らが務める。
プロモーション映像
▼神木隆之介の撮休/プロモーション映像(1~4)
▼神木隆之介の撮休/プロモーション映像(5~8)
各話あらすじ
【第1話】『はい、カット!』監督:三宅唱 脚本:竹村武司 出演:神木隆之介、安達祐実 ほか
殺人鬼の役作りに集中している神木隆之介。凶器の買い出しにショッピングモールへ行くが店員に不審者扱いされてしまう。誤解を解こうと焦ると「はい、カット!」という声とともに撮影スタッフが現れたではないか。それ以降、何をしていてもなぜかカットがかかる。パニック状態の隆之介。気づくと目の前には安達祐実(安達祐実)が!安達は子役出身の俳優にみられるシンドロームだから楽しめばいいのだと言うのだが……!?
【第2話】『嘘から 出た何か』監督:瀬々敬久 脚本:篠原誠 出演:神木隆之介、成海璃子、藤原季節 ほか
突然訪れた撮休。神木隆之介はふとピアノを習いたくなり二階堂真実(成海璃子)が営む教室を訪れた。二階堂から演奏を教わるうち、中学時代の転校生の存在を思い出す。どうしてもその転校生の名前が思い出せないという隆之介を見て、二階堂は母校を訪ねようと提案する。同級生・新山英樹(藤原季節)と再会を果たし思い出の音楽室へ行くのだが、そこで不思議な体験をするとは思いもよらなかった。
【第3話】『捨てる神あれば』監督:森ガキ侑大 脚本:山﨑佐保子出演:神木隆之介、矢本悠馬、 MEGUMI ほか
怠けた撮休を過ごしていた神木隆之介は、思い立って部屋の大掃除をする。部屋から見つかった不用品の数々を、サイトで見つけた貰い手に譲ることに。隆之介は躊躇しながらも正体が分からないよう変装して公園へ向かう。受け取りにやって来きたのは、主婦(MEGUMI)、清原という男性(矢本悠馬、中学生(柴崎楓雅)。隆之介は境遇や性格も違う彼らとひとときの交流をすることになる。
【第4話】『夢幻熊猫』監督:枝優花 脚本:山田由梨 出演:神木隆之介、長澤樹 ほか
撮休の神木隆之介は、相談があるという姪・村上桃(長澤樹)を連れて中華料理店へ。桃は人並み以上に得意なことがなく、誰にも必要とされないままの人生に不満を感じていた。そんな彼女は、自分と違い輝いている隆之介を「誰の替えも効かない絶対的な存在」だと言う。しかし、褒められたはずの隆之介はなぜか浮かない表情。そして気まずい空気を絶つように、ゆっくりと語りだす。
【第5話】『優しい人』監督:三宅唱 脚本:狗飼恭子 出演:神木隆之介、 木竜麻生 ほか
撮休の日、神木隆之介は恋人・菜菜子(木竜麻生)の家で朝を迎える。隆之介に合わせて有給をとった菜菜子は手料理をつくるが、なぜか隆之介はあまり手を付けない。隆之介がうたた寝する間に台本を盗み読んだ菜菜子は、それ恋愛モノだと知ってしまう。菜菜子のためを思って言葉を選ぶ隆之介。その優しさは次第にすれ違いを生んでしまい……。
【第6話】『ファン』監督:森ガキ侑大 脚本:ふじきみつ彦 出演:神木隆之介、 松重豊、大塚明夫 、田中要次 ほか
撮休の日、友人との約束に遅刻しそうな神木隆之介。信号待ちをしているとファンを名乗る中年男性(松重豊)に写真撮影を頼まれるのだが、時間のない隆之介は断ってしまう。しばらくして喫茶店に入ると、隆之介が憧れてやまない声優・小野寺修吾(大塚明夫)がいた。小野寺のはからいで一緒に写真を撮ることに。ところが、店員(田中要次)にカメラを渡したとき、先程の中年男性がじっとこちらを見ていることに気づいてしまう……。
【第7話】『友人の彼女』監督:天野千尋 脚本:玉田真也、天野千尋 出演:神木隆之介、 萩原みのり、 井之脇海、 北村有起哉 ほか
突然の撮休。神木隆之介は親友・葉山宏武(井之脇海)とその彼女・清水彩夏(萩原みのり)と合流してボウリングへ。しかし、仕事のトラブルで宏武が席を外し彩夏と2人きりになってしまう。不機嫌な彩夏との気まずい空気をごまかそうとあれこれ話す隆之介だったが、ふと顔をあげるとそこには週刊誌の記者・幸治郎(北村有起哉)の姿が!写真を撮られたことに気づいた隆之介は……!?
【第8話】『遠くにいる友人』監督:瀬々敬久 脚本:高田亮 出演:神木隆之介、 仲野太賀、坂井真紀 ほか
撮休の日、神木隆之介は何年も会っていない子役時代からの友人・吉田健一(仲野太賀)のことを思い出し、彼の故郷を訪ねる。そこには吉田の姿はなく、母親・吉田房子(坂井真紀)がいた。彼女も吉田からの連絡が長い間絶たれていることを知る隆之介。房子の提案で、炭鉱住宅へ向かうことに。するとそこには吉田のいた痕跡があった――。
■『WOWOW オリジナルドラマ 神木隆之介の撮休』
WOWOWにて2022年1月7日(金)放送・配信スタート
毎週金曜よる11:00より放送・配信(各話放送終了後、WOWOWオンデマンドにて配信)
【WOWOWプライム】第1話無料放送/【WOWOWオンデマンド】無料トライアル実施中!
出演:神木隆之介
安達祐実/成海璃子、藤原季節/MEGUMI、矢本悠馬/長澤樹/木竜麻生
松重豊、大塚明夫、田中要次/萩原みのり、井之脇海、北村有起哉/仲野太賀、坂井真紀/池田鉄洋
監督:瀬々敬久、森ガキ侑大、三宅唱、天野千尋、枝優花
脚本:狗飼恭子、高田亮、篠原誠、ふじきみつ彦、竹村武司、玉田真也・天野千尋、山﨑佐保子、山田由梨
(※山﨑佐保子の “﨑 はタツサキが正式表記)
主題歌:『ノンフィクション』Saucy Dog(A Sketch)
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