『最愛』松下洸平の切なすぎる表情に釘付け、危うさすら感じる“大輝”の愛情

TV 公開日:2021/11/22 45
この記事を
クリップ

吉高由里子主演の金曜ドラマ『最愛』(TBS系、金曜よる10時~)。殺人事件の重要参考人となった若き女社長・真田梨央(吉高)、かつて梨央が思いを寄せていた事件を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平)、そして梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)を中心に描かれるサスペンスラブストーリーだ。梨央の弟・朝宮優(高橋文哉)が警察に連行され、優のために加瀬が動いた第6話。梨央と大輝が抱き合ったシーンには「泣いた」「辛い」との反響が寄せられ、刑事でありながら梨央と優のために動いてしまう大輝の姿が印象的だった。(以下ネタバレあり)




大輝は梨央を心配して電話をすると取り繕うことはなく、方言で話す。梨央は優の身を案じながらも「大ちゃんが迎えに来てくれてよかった」と自分に言い聞かせるが、ヨーグルトのパックを落としてしまうほどで不安を隠せない。そんな梨央の様子を知らないながらも大輝は「どうなるとは今は言えん。待っとってくれ」と言うしかない。


優は取り調べが始まり、加瀬から「記憶がないなら何も言わないで」と助言され黙秘を続ける。だが、粘り強い取り調べを受けて、昭殺しを自供してしまう。沸き立つ捜査本部だが、大輝は座ったままで沈んだ表情を浮かべるだけだ。山尾に呼ばれた大輝は、「真田梨央に関わるな」と忠告されても、告げ口した桑田(佐久間由衣)を力なく見るしかない。前回の葛藤する姿からさらにテンションが低く、静かにたたずむ松下の表現力の幅の広さに驚かされる。


優の持っていた殺害当時の映像の解析が進み、殺害現場と優と争った場所が違うと分かった途端、目に力が戻ってくる大輝。さらに加瀬に呼び出されたときは、警察署に来た梨央と会っていた現場を見つかった時の弱々しさはなく、いつものバチバチの状態に。優が事件当日のことを覚えてないこと、優の記憶障害が治っていないことなどを加瀬から聞き、山尾(津田健次郎)にその情報を伝えて、加瀬に言いくるめられたと怒鳴られても平然とした様子。被害者の立場に立って捜査をしなければいけないのに、梨央と優のためにそれを破ってしまう大輝。優が犯人ではない可能性が出てきた途端に、やる気を取り戻したが、無気力な状態とのギャップが激しすぎて危うさを感じてしまう。


事件当日の目撃者がいると聞き、捜査していた大輝はついに証言者を見つける。証言から昭(酒向芳)は優が去ったあとも生きていて、落ちた池から移動していたことが判明。加瀬の検察への働きかけもあって、優は不起訴となり梨央のもとへ帰ってくることになった。


そんな中、梨央は加瀬の言葉で大輝の立場にようやく気付く。「宮崎さんも力になってくれたと思う。今回、彼は被疑者側に同情しすぎてる。よくないことなんだよ」と言われ、辛い決断をすることに。


1/3ページ

この記事の画像一覧 (全 14件)