『最愛』松下洸平の裏返る声…苦悩する“大ちゃん”に「持ってかれた」「すごい役者」

TV 公開日:2021/11/15 108
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吉高由里子主演の金曜ドラマ『最愛』(TBS系、金曜よる10時~)。殺人事件の重要参考人となった若き女社長・真田梨央(吉高)、かつて梨央が思いを寄せていた事件を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平)、そして梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)を中心に描かれるサスペンスラブストーリーは、12日に第5話が放送された。(以下、ネタバレあり)


動画で昭と争う人物の腕の傷から、情報屋の生田誠が朝宮優だと気づいてしまった大輝の姿に「しんどい」「苦悩する姿が最高」「切ない」「持ってかれた」との反響や、さらに梨央と優、大輝が揃うクライマックスでは「まさに最愛のタイトルをひしひしと感じている」「涙腺が崩壊した」との声が上がっていて、第1章完結ともいえる内容だった。



冒頭の捜査本部のシーンから大輝は様子がおかしく、上司の山尾(津田健次郎)もその異変に気付いていたほど。大輝は意を決して、真田梨央には異母兄弟の朝宮優がいると報告するが、いつもの力強い表情はなくどこかうつろだ。生田誠として作った偽造免許証の写真を見て、山尾に朝宮優と同一人物か尋ねられても「確証は持てません」としか言えない。

【画像】苦悩する大輝


大輝が学生時代、優は小学生。当時のイメージが強く、優が昭を殺した犯人かもしれないという現実が受け止められない様子で、第4話までの大輝はどこにもいない。かろうじて刑事でいようとしているが、大輝が受けた衝撃の強さが伝わってきて見ていて切なくなってしまう。


それでも捜査を続けなければならない大輝の苦悩はまだまだ続く。
梨央は優と岐阜へ帰ることを計画し、大輝たちの目を盗んで飛騨高山行きの高速バスに乗り、優と合流しようとする。大輝たちもその動きに気付いて車で尾行する。


高速バスが止まる予定のバス亭には若い男性がいて、大輝はそれが優かを確認することに。その時、「大ちゃん」と呼ぶ9歳の優の声が頭の中に聞こえて、自分の知っている朝宮優だと確信してしまう。平静を装いながら山尾に電話をかけ、一瞬の間とともに「生田は朝宮優です」と伝えるが、涙をこらえているのか声が裏返ってしまう。表情だけでなく声でも繊細に心情を表現する松下には演技に引き込まれる。視聴者からも「演技力ハンパない」「すごい役者」などと称賛の声が相次いだ。


それでも、感情を抑えながら梨央たちを尾行できたのは、15年前に何が起きたのか知りたかったのかもしれない。母校でもある白山大学に行き、梨央と優の父・達雄(光石研)が書いた寮の日誌を調べ、15年前の事件につながりそうなものを見つけていた。一方、梨央と優も達雄のパソコンを捜すために白山大学陸上部男子寮を訪れたため、大輝はコンビを組む桑田(佐久間由衣)とともに、優の確保に動き出す。


しかし、梨央と優に対面した大輝は“刑事”ではなく、“白山大学陸上部の大ちゃん”に戻ってしまった。


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