『最愛』松下洸平の“語る背中”に反響「抱きつきたくなる」「切ない」

TV 公開日:2021/11/08 80
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吉高由里子主演の金曜ドラマ『最愛』(TBS系、金曜よる10時~)。殺人事件の重要参考人となった若き女社長・真田梨央(吉高)、かつて梨央が思いを寄せていた事件を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平)、そして梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)を中心に描かれるサスペンスラブストーリーは、5日に第4話が放送された。(以下ネタバレあり)


今回は信号待ちをしているときに梨央が大輝に抱きつく場面で、「切ない」「信号を憎んだのは人生初」「大ちゃんの背中で語る演技が好き」などと大きな反響があった。今まで気丈にふるまっていた梨央だったが、第4話では新薬開発中止の危機に直面して弱気になる場面も。さらに梨央をめぐって大輝と加瀬がいよいよ火花を散らし始めた。



殺された昭(酒向芳)に500万円を渡した情報屋(高橋文哉)の画像を確認してもらうために、梨央に会いに行った大輝。加瀬は面会を断ろうとするが、梨央が会うと言ったため、仕方なく立ち会うことに。

【画像】面会のシーン


大輝が梨央に情報屋の画像を見せるも知らない様子。そんな中、大輝の同僚の桑田(佐久間由衣)が、加瀬と梨央は付き合っているのか聞くと、ほかの3人が明らかに動揺。加瀬は立ち上がり「家族です!」と否定したが、これをきっかけに、大輝と加瀬の目に見えない戦いが、目に見えるものに変わってしまった。


表面上は刑事と弁護士としてやり取りしていた大輝と加瀬だが、梨央をめぐっての感情が伝わるような空気感だった。加瀬は大輝たちを見送る際に、梨央は昔からの知り合いで仲の良かったのに疑う大輝を暗に非難するが、大輝は目も合わせずに無言で対抗。さらに遠回しに「もう梨央に会いに来るな(2人で会うな)」と加瀬に言われると、今度はにらみ合うという、バチバチの状況が静かに繰り広げられた。梨央の無実の罪を晴らしたい大輝と、殺人事件に梨央が関わっていると思われて仕事に支障が出てほしくない加瀬。裏を返せば仕事でも梨央に会いたい大輝と、仕事でも梨央に大輝を会わせたくない加瀬。この二重の構造が巧みに表現されていて見ごたえがあるシーンになっていた。


事件の捜査が続く中、桑田が尾行中に梨央を見失ってしまう。応援に駆け付けた大輝が、思い切って梨央の昔の電話番号に電話すると、梨央の携帯には「大ちゃん」の文字が。お互い15年間連絡を取り合っていなかったのに、番号をそのまま残していたところに思いが残っている様子がうかがえる。


梨央が食事をする店に駆け付けた大輝は、母校の白山大学が駅伝で入賞したことを知らされ、一気に昔の顔に。さらに梨央から「結婚は?彼女は?」と聞かれて焦りつつ、思い出話で盛り上がる。そんな中、梨央は自分を中傷するネット記事のせいで開発中の薬の治験者が治験を取りやめたいと言ってきていることなどを話し出す。弟のための薬が開発できなくなることへの不安で梨央は弱っていた。


大輝と桑田が家まで送ることになり、車まで歩く梨央と大輝。梨央は前を歩く大輝の背中を見ながら「すべてを打ち明けてしまいたい」と心の中でつぶやく。刑事と初恋の相手、両方の姿が体現された松下の背中で語る演技には脱帽しかない。その背中を見て梨央の揺れ動く気持ちに共感できるし、引き込まれてしまった。あの背中がなかったらここまで感情移入できなかったかもしれない。


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