上白石萌音、朝ドラで“大好き”が溢れ出す「このままみんなで、ここで寝たい」

TV 公開日:2021/11/05 40
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――お気に入りのセリフはありますか?

「ん~なんだろう…」

質問の答えを探すその時間さえも、幸せそうに見えた。



NHKの連続テレビ小説105作目となる『カムカムエヴリバディ』が、11月1日にスタート。“朝ドラ”史上初の3人のヒロインが登場する本作で、初代ヒロインとして登場するのが、女優・上白石萌音。岡山の商店街にある和菓子屋「たちばな」の看板娘、安子(やすこ)を演じる。


ドラマは、この安子編からスタートし三世代にわたる100年の物語が描かれる。昭和から平成、そして令和へ。安子の娘・るい(深津絵里)、るいの娘・ひなた(川栄李奈)へとバトンが繋がれていく。上白石の言葉を借りれば「3倍濃縮でお届けする形」だ。


放送が始まる前、上白石萌音に話を聞くことができた。終始笑顔でインタビューに答える様子からは、この作品への愛情や愛着がひしひしと伝わってくる。「脚本に書いているあの温かさをそのまま届けたい」。そう語った上白石同様、上白石から滲み出た“作品愛”、そして彼女の人柄をなるべくそのまま伝えられればと思う。



昭和の時代を生きる安子。上白石が演じる安子の登場は14歳の頃だ。

まず目を引くのは、安子の着ているレトロなワンピース。「安子のお洋服、めちゃくちゃ可愛いなと思ったのですが…」そう伝えた瞬間、一気に破顔して「可愛いですよね」と相槌を打つ上白石は笑顔いっぱい。


「衣装さんが型から作ってくださったんです。それに、安子が家族から受けてる愛情をすごく感じて、わたしもあのお洋服たちが大好きでした。」



演じる“14歳”というのは、現在23歳の上白石からするとずいぶん若い。


「役をつかむのが結構大変で。今の14歳では考えられないくらいピュアだったりしますし、もっともっと幼い印象があったりもして。でもすごく大人びているし…。不思議な子だなぁと。とにかく声の出し方や表情の作り方などを、監督と一緒に相談しながら撮っていました。」


「衣装や髪型が年齢に応じてどんどん変わっていったので、そこからムードをもらって、演じていることもありました。」



安子はワンピースに下駄を履く。監督のこだわりが出ているというそのスタイルは、上白石もお気に入りだ。


「わたしも下駄の音、大好きで。安子がいろんな感情で歩いたり走ったりするのに、下駄の音がついてきて。当時ってすごく静かだったので、下駄の音などがすごく響くんですよね。木のぬくもりと言いますか、一歩一歩に音がある感じが、すごく丁寧でいいなあと思いながら演じていました。」



心を掴まれたというキャラクター“吉右衛門ちゃん”のことを「本当に大好きです」「最高です」と語り、兄・算太役の濱田岳のことを「本当にわたしは岳さんのことが大好きで」と話す。松村北斗が演じる稔(みのる)についても「稔さんが話す岡山弁が私はとっても好きでした」と振り返る。この作品に関わる“大好き”が、次々と溢れてくる。


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