『TOKYO MER』最終回、まさかの音羽(賀来賢人)以上の“ツンデレ”強者が大活躍

TV 公開日:2021/09/15 107
この記事を
クリップ

一方、喜多見にやる気を取り戻させたのは元妻の高輪(仲里依紗)だった。


まぁ、喜多見の復活は想定内。分かっていても感動してしまうのは、今までの喜多見の行動がすべてに繋がっているから。MERメンバーの今までの言葉と行動が、喜多見に自分の信念を思い出させる。現場に駆け付けた喜多見の安心感は半端ない。とりあえず、連続爆破テロ事件は収束し、「死者はゼロです」という言葉が危機管理対策室に響き渡る。同時に白金大臣が部屋の後方に下がり、ガッツポーズ。それ、赤塚都知事の決めポーズ!とツッコミを入れた人も多かっただろう。


しかし、爆破テロの首謀者、椿はまだ捕まっていない。MER基地に爆弾を仕掛けた椿だったが、その狙いを察知した月島(稲森いずみ)により、二発の銃弾が撃ち込まれる。「あなたにもらった命、有意義に使わせてもらいました」と言って意識を失う椿。すかさず、この世でもっとも憎むべき相手に喜多見は手術を施そうとする。

さすがの音羽も納得いかない。MERのメンバーも同様だ。それでも「目の前の命を見捨てたら俺は医者じゃなくなります。俺たちはMERじゃなくなります」。表情では嫌がりながらも、喜多見に協力し、メンバーは手術を開始。悔しさや悲しさが駆け巡る中、喜多見たちは手術を終えた。「こんなことに意味があるんでしょうか?」という音羽に「わかりません。でも、命を救えて良かったと、今は思ってます」と喜多見。これが医者なのだ、これが人を救うということなのだ、という強いメッセージが伝わってくる。涙を流す音羽の姿に胸が詰まった。



ラストシーンはTOKYO MER正式発足記念式典。元気になった赤塚都知事の姿も。最後に「ついに最高のチームの誕生ですね」と言って喜多見は音羽に握手を求める。これ、1話の最後のシーンでもあった。セリフもまったく一緒。1話では「不必要な接触は控えましょう」と言って音羽は握手を拒否。今度こそ…と思いきや、「不必要な接触は控えましょう」って、変わってないやんけ!最後の最後までツンを貫き通すところが音羽らしい。


終わったと同時にSNSでも続編を希望するコメントが相次いだ本作。TOKYO MERの新しい活躍にぜひとも期待したい。


文:今泉


『TOKYO MER』レビュー記事


日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』

オリジナル・ディレクターズカット版(第1話・最終話)は9月27日(月)から動画配信サービス「Paravi」にて独占配信

DVD&Blu-rayが2022年3月2日(水)発売決定

©TBS


3/3ページ

※本記事は掲載時点の情報です。

この記事の画像一覧 (全 54件)