Amazon Original番組『ザ・マスクド・シンガー』が、9月3日よる8時よりAmazon Prime Video(Prime Video)にてプライム会員向けに独占配信中だ。
『ザ・マスクド・シンガー』は、全世界50カ国が熱狂している音楽ライブエンターテインメントの日本版となるオリジナル作品。個性溢れるコスチュームに身を包んだ12名のマスクドシンガーの圧倒的なパフォーマンスバトルと、中の豪華スターの推理を楽しむ、新感覚の音楽ライブエンターテイメント。
※下記には3日(金)に配信された1~3話のネタバレを含みます。
豪華な番組出演者や圧倒的なライブパフォーマンス、“マスクの中の豪華スターを推理する”という新発想の設定が配信前から大きな話題となっていた『ザ・マスクド・シンガー』が配信開始された。初回は第1話~第3話を一挙配信、12名のマスクドシンガーたちは、第1話と第2話で6名ずつA、B二つのグループに分かれて対戦し、各話で1名ずつが脱落。第3話では残る10名のシンガーの内、5名が熱い火花を散らした。
MCとパネリストたちは、パフォーマンスの前に流れるクルービデオ(マスクの中の正体に繋がるヒント映像)のヒントから、正体を掴もうとするが、意味深な発言をする彼らに振り回される。それぞれのキャラクターが、魂を歌にのせ、趣向を凝らしたパフォーマンスを披露すると、MCやパネリスト、そして会場の観客たちの興奮は一気に最高潮に。パフォーマンス後の推理では、MCとパネリストたちがマスクドシンガーの正体を巡って白熱のトークを展開した。
第1話のAグループで対戦したのは、三つの目玉にスーツ姿がシュールなドラゴン3『サウダージ/ポルノグラフィティ』vsくるくる変わる表情がキュートなMissテレビジョン『evolution/浜崎あゆみ』、カラフルで目にも鮮やかなエスカルゴ『紅蓮華/LiSA』vsオレンジのとさかに大きなくちばしがチャームポイントのバード『DESIRE-情熱-/中森明菜』、サングラスに皮のジャケットがロック魂を感じさせるT-REX『STAY DREAM/長渕剛』vs裏と表に顔を持つ2頭身の連獅子『紅/X JAPAN』の6名。
惜しくも第1話でマスクを脱ぐことになったマスクドシンガーは、ドラゴン3。その正体は幼少期から歌舞伎の世界で活躍し、バラエティ番組でも活躍の尾上右近だった。
ポルノグラフィティの『サウダージ』を見事に歌い切った尾上は、「歌舞伎はもちろん、清元という歌舞伎の伴奏音楽、そしてミュージカルと、色んなお仕事を通じて声を使ってパフォーマンスをしている自分が、素晴らしいステージで人前で歌のパフォーマンスをさせていただくチャンスを頂けて嬉しかったです。歌のパフォーマンスはもちろんなのですが、トークもパフォーマンスの一部と思って加工された声で頑張ってお喋りしたことを、皆さんに「面白い人」、「饒舌な人」と言っていただいて、僕が誰なのかを予想して頂きドキドキしました」と明かした。
続く第2話で対戦したのは、キラキラ輝くネオンがポップなネオンパンダ『恋愛レボリューション21/モーニング娘。』vsイカなのに司祭の格好が妙に目を引くイカキング『YELLOW YELLOW HAPPY/ポケットビスケッツ』、忍びなのに丸々太ったニンジャ『EXCITE/三浦大知』vsフランス貴族のいで立ちにアニメ風の顔とバラの花が個性的なローズ『ラヴ・イズ・オーヴァー/欧陽菲菲』、羽織袴に笠を目深に被るサムライ狼のウルフ『The Beginning/ONE OK ROCK』vs大きくてキュートな瞳とパステルカラーが可愛いアマビエ『残酷な天使のテーゼ/高橋洋子』の6名が熱いパフォーマンスを披露した。
パネリストたちと会場内の観客が散々に頭を悩ませた結果、マスクを脱いだのはアマビエ。マスクの中から吉田沙保里の素顔が覗かれると、会場からは大きな驚きの声が上がった。
『残酷な天使のテーゼ』を歌った吉田は、「観衆の前でこのようなパフォーマンスを披露したが事なかったので、動きとかちゃんとできるか不安でした。大泉さんがMCの合間に横から「俺と会った事あります?」って聞いて来たことが印象に残っています」と語った。
第3話では、1話と2話を見事勝ち抜いたネオンパンダ『Yeah!めっちゃホリディ/松浦亜弥』、ローズ『PRIDE/今井美樹』、T-REX『完全無欠のロックローラー/アラジン』、エスカルゴ『糸/中島みゆき』、そして連獅子『炎/LiSA』の5名が対戦。
ゲストパネリストとして参加したアンジャッシュの児嶋一哉は、これまでの音楽番組とは一線を画すマスクドシンガーの雰囲気に圧倒されたようで「異空間に来たような感じでテンションがあがりますね!」と語った。前回のエピソードを勝ち抜き、気合十分な彼らが魅せるパフォーマンスはどれも優劣をつけがたく、パネリストたちも思わず「悩ましいー!」とコメントするほど。そして惜しくもステージを去ることになったのは、T-REX。ワイルドな恐竜のマスクの下から哀川翔が現れると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。
『完全無欠のロックンローラー』を歌い上げた哀川さんは、「声で誰か分かってしまうのかなと不安でしたが、パフォーマンスを楽しんで欲しいです。自分の名前を皆さんに連呼された時はドキドキしました」と振り返った。
次回9月10日(金)に配信となる第4話では、Missテレビジョンとイカキング、バード、ウルフ、ニンジャが登場。そして、ゲストパネリストは3話に続きアンジャッシュの児嶋一哉が参加。会場を魅了する熱いパフォーマンス、パフォーマーの正体を知ったMCとパネリストのリアクション映像が公開された。更なる驚きと興奮が待ち受ける最新エピソードの配信に期待したい。
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