サントリー食品インターナショナル(株)は、強炭酸水「サントリー THE STRONG 天然水スパークリング」のイメージキャラクターに、女優の清野菜名を起用し、新TV-CM「強く、清くエピソード2」篇15秒×2タイプを、8月26日(木)から全国でオンエアする。
今年6月、「サントリー THE STRONG 天然水スパークリング」(以下、「ザ・ストロング」)の新発売に合わせてスタートしたTV-CMシリーズでは、「強く、清く」というコンセプトのもと、頭髪をそり上げた特殊メイク姿の俳優・間宮祥太朗が新キャラクターとして登場。炭酸の気泡やバーストする氷の破片、はじける冷気などが画面上にオーバーラップするモノトーンの世界で、クールに躍動する作品は好評だ。
今回は、CMの世界観はそのままに、新たなキャラクターとして女優の清野菜名を迎え、第2弾を制作。商品片手に、凜とした表情を浮かべながら、一本筋の通ったしなやかで力強いパフォーマンスを繰り広げるシーンを通じて、強刺激の炭酸水である「ザ・ストロング」の魅力を訴求していく。
羽衣、袴(はかま)、脚絆(きゃはん)といった伝統的な和のスタイルに、現代的なデザインの要素を織り交ぜた“ネオジャパネスクファンタジー”とも言うべきクールな衣装を身にまとい、「強く、清く」というテーマと強炭酸水という商品メッセージを、時には繊細に、時にはダイナミックに、全身を使って表現していく清野。彼女自身、「新たな発見があって、とても刺激的な撮影でした」と語った、“女優・清野菜名”の新しい一面が垣間見られる最新作に注目だ。
<撮影エピソード>
◇清野自身が思い描く“凛とした女性像”を表情と動きだけで表現
今回のCMで演出サイドが清野に求めたキャラクター像は、「強く、清く」というコンセプトを体現する凜とした女性。そこで、本番ではあえて笑顔を封印し、最初から最後までキリッとした、カッコいい表情を中心に演じてもらった。また、清野自身「こんなに自由演技になるとは思いませんでした」と驚いていたように、ほとんどの動きはその場で自ら考えるフリースタイルで、撮影が始まったばかりの頃は異例の撮影に戸惑いを見せる場面も。それでも徐々に、持ち前の集中力と向上心、自らの発想を的確に表現する抜群の運動神経を駆使して、素晴らしい演技を連発。代名詞ともいえる華麗なアクションシーンから、古きよき時代のノスタルジックな雰囲気をまとったヒロインまで、幅広い役柄を演じてきた清野も撮影終了後、「すごく刺激的な一日」と振り返ったほど、女優としての新たな可能性をのぞかせる映像作品が完成した。
◇業界のトップランナーが手掛けた最高にクールな衣装
清野が身に着ける奇抜な衣装を手掛けたのは、日本を代表する衣装デザイナーの黒澤和子。羽織、袴に羽衣、脚絆(足のスネに巻く布)、髪飾りなどの装飾を施した衣装をベースに、軽やかな風を感じさせる羽根飾りや透け感のある生地などのアレンジを加えることで、女性らしさと強さを共存させる印象的なデザインに仕立てた。制作サイドがこだわり抜いたコスチュームを身にまとい、ムービー、グラフィック撮影に臨んだ清野。「本当にカッコよくて、ただ立っているだけでも雰囲気が出るすてきな衣装ですよね」と、今まで見たことがない斬新なスタイルにすっかり魅了され、芝居へのモチベーションが後押しされている様子であった。
◇キャストの個性を引き出すシンプルなセットと撮影手法
白壁(ホリゾント)と床のシンプルな舞台、アームが伸縮するテクノクレーンに載せたカメラで、通常の2~3倍のハイスピード収録による長回し、スポットライトで陰影やシルエットを立体的に表現した照明など、前作とほとんど同じシチュエーションで行われた今回の撮影。さらに、監督のディレクションなどを極力控えめにすることで、キャストの内側から自然とにじみ出る表情やしぐさ、アクションを引き出す演出など、制作チーム一丸となって、清野にしか表現できない本CMの唯一無二のキャラクターの創出に全力を注いだ。