日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系日曜よる9時~)の第5話が放送された。SNSでは「音羽先生がデレるのを楽しみにしながら楽しむドラマ」「音羽よくやったー!」「音羽先生さらに好きになった」「絶対赤ちゃん助かるとわかっていても、涙が止まらん」「またも泣かされた」など、音羽(賀来賢人)への反響が大きい回となった。
※下記第5話ネタバレあり【記事最後に次週あらすじ掲載】
今回のキーパーソンは政界の影の支配者、天沼(桂文珍)である。7年前、不正疑惑で東京海浜病院に入院し、雲隠れしている民自党の幹事長である。しかもTOKYO MERを潰そうとしている白金大臣(渡辺真起子)サイド。天沼に気に入られれば、音羽も今後の官僚人生は安泰。そんな天沼と音羽が乗るエレベーターに喜多見の妹、涼香(佐藤栞里)と妊婦の彩乃(河井青葉)が乗り合わせたところでエレベーターが急停止する。
慌てて音羽が緊急ボタンで警備室と連絡を取ると、メンテナンス会社に連絡をするという警備員。「待てるか!こちらはケガをしているんだぞ。私は民自党幹事長の天沼夕源だ。責任者か秘書を呼べ」。むかつくヤツである。すべての政治家がこんな人物ではないと信じたい。どうやら前回、喜多見(鈴木亮平)に“エアグータッチ”でデレた音羽が今回の主役となりそうだ。
音羽はTOKYO MERの出動を天沼に進言。「あちらの女性は喜多見チーフの妹です。身内をひいきした職権乱用だったとマスコミに流せば、MERへの批判が高まります。先生には決してご迷惑はおかけしません」。あれ、やっぱりまだ音羽はMERを潰す気満々?最初は苦しむ彩乃の容態を診ようとした音羽だが、「音羽なにしてる?あおげあおげ、俺は重病人だぞ」と言われ「申し訳ありませんが産科は専門外です」と冷たく突き放す。「最低!」という涼香だが、気にする様子もない。まもなくエレベーター機械室で制御盤がショートし火災が発生。エレベーター内の空調も切れ、煙が充満し始める。