山田孝之、97%ぐらいの方に批判されると思った『全裸監督』で証明したこと

TV 公開日:2021/06/28 27
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バブル景気のなか、アダルトの世界に彗星のごとく現れた村西とおる。その破天荒な生き様を描いたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』(2019年配信)は、日本のみならず世界中から大きな反響を受け、配信後すぐにシーズン2を望む声が上がった。村西を演じているのは、実力派俳優として日本の映像界にはなくてはならない存在である俳優・山田孝之。

近年は俳優業だけではなく、映画監督、プロデューサーとして広い視野で活躍しているが、そんな山田が「世界における日本のエンターテインメントの現状を知るいい機会だと感じた」と強い思いで挑んだ『全裸監督』シリーズ。シーズン2は、栄光を勝ち取った村西の転落人生が描かれるが「自信を持って全力でやっていこうと思えた」と語った山田に話を聞いた。

「90%が批判的だと思ったら逆だった」

「題材的に97%ぐらいの方に批判されると思った」とシーズン1に臨む前の胸の内を明かした山田。それだけ『全裸監督』という作品には諸刃の剣的な危うさがあった。主人公は、アダルトビデオ業界に革命を起こした伝説の風雲児・村西とおる。彼の破天荒な人生は、刺激的でもあるが、一方で“常識的”という言葉で括るなら、あまりにもはみ出し過ぎている。

しかし蓋を開ければ、大きな反響があり、シーズン2を期待する声が日本国内ばかりか世界中から上がった。山田は「本当に3%ぐらいの人から熱狂的な支持を受けるだけかなと思っていたのですが、逆に90%ぐらいの人が面白いと言ってくれました。こういったものを面白がってもらえるんだなと実感できたので、シーズン2もしっかりと面白いものを作らなければいけない」と気合を入れて撮影に臨んだという。

シーズン2は、アダルトビデオ業界で栄華を極めた村西の転落人生が待っている。山田は「村西さんのサクセスストーリーを面白いと思ってくれていた人が、転落していく人生を観て楽しめるのかな」という心配があったというが「でもそれは堕ち方次第。面白ければ観てくれる」と気持ちを切り替えた。


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