『着飾る恋』“駿”横浜流星の今更な告白が最高、主題歌2回で変化した幸せの形

TV 公開日:2021/06/25 1
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葉山は真柴のために岩切工房の岩切と話し、シェルランプを真柴が売ることを許可してもらう。そんな大事なことを真柴と直接話さないまま、突然トルコへ旅立とうとする葉山。


今度は真柴が葉山のために全力疾走する。タクシーに乗り込もうとする葉山に追いついた真柴は7年分の思いをぶつけた。「7年間、社長への片思いをバネに頑張ってこれました」――。葉山は「片思いじゃなかったよ。気づくのがちょっと遅かったけどね」とようやく自分の思いを伝えることができた。相手のことばかり考えて思いを伝えられなかった葉山には大きな変化だった。


陽人は今まで描いた絵を捨てようとする羽瀬を手伝う。


だが、羽瀬は結局、ゴミ集積所に走って絵を取り戻そうとする。間に合わず呆然とする羽瀬に、陽人は捨てたはずの絵を見せる。「100%やめることはないと思うんよ」「何より俺が…羽瀬ちゃんの絵が好きだから」。その言葉を受けた羽瀬がいきなりプロポーズして2人は結婚することに。思い合う2人だからこそ、0か100ではない選択ができた。2人じゃなきゃできない選択だったと思う。


香子は退院した礼史に再度やり直したいと言われるが、今が十分幸せだという気持ちは変わらない。


そんな姿に真柴は「香子さんは平気ですか?隣に誰かいなくても」と問う。香子の答えは「私には私がいるから平気」――。そう答えられたのはシェアハウスをしていたからだと、陽人と羽瀬の結婚で気づかされることになる。2人の結婚式で寂しくなった香子は思わず礼史に電話をかける。再会した2人は、「友達以上、家族未満」の関係を誓う。


そして真柴と駿は、恋だけでなく仕事も思いもよらない展開を迎える。


炎上騒動が一件落着したものの、Instagramが更新できなくなった真柴は、依頼されて駿とキッチンカーでケータリングの仕事をすることに。写真すら撮れなくなっていた真柴は言い訳ばかりしていたが、駿に「黙れ」と口を塞がれる。「俺に教えてくれたよね。本当は好きなのに手を離すなって。大事なものから逃げない」。自分がかつて駿に与えた勇気を同じ方法で返してもらった真柴は、ようやくInstagramを更新できるようになる。そして、岩切工房のシェルランプを売るべく商品企画部に異動願いを出すが、異動できるのが2年後で、それまでシェルランプを売ることができないと分かると、葉山の「いつかは今」を思い出して会社を辞めてしまうのだ。真柴は駿や祥吾に勇気をもらい、一人でオンラインショップを立ち上げる。


そんな中、奇跡が起こって、2回目の主題歌が流れた。かつて対談したデザイナーのメイフィンが、真柴のオンラインショップのInstagramに投稿していたシェルランプを気に入って紹介すると、世界に一瞬で情報が拡散された。その瞬間を真柴と駿がふたりで分かち合った奇跡。恋愛だけでなく仕事の幸せな瞬間に主題歌が流れたのは、仕事に一生懸命な真柴の最後にふさわしかったのではないだろうか。


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