『着飾る恋』“駿”横浜流星の切なさが主題歌に交差、覚醒した“シャチ”向井理のピュアな想い

TV 公開日:2021/06/11 173
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交差点で駿(横浜流星)が「くるみー!!!」と叫んだ声はトラックにかき消され、真柴(川口春奈)とシャチこと葉山(向井理)がタクシーに乗り込むのを阻止できずに終わった。『着飾る恋には理由があって』(TBS系)第8話には、SNSでも『切ない』『辛くて悲しくて苦しくなる』『令和のドラマですれ違いが起きたキセキ…』とさまざまな反響があった。


直接の原因はミニマリストゆえにスマホを持たない駿が、緊急時に真柴と連絡が取れなかったからだが、そこには真柴への思いに気づき覚醒した葉山のピュアな恋心が図らずも関係していたと言わざるを得ない。なぜなら、真柴と駿はお互いを思うが故に気持ちがすれ違っていたが、お互いを好きなことには変わりがなかったからだ。ここでは真柴、葉山、駿の立場から物語を振り返りながら、第9話へ向けて葉山にチャンスが訪れるのかを考えていきたい。




真柴は元カノ・葉菜(山本千尋)から父親の店を手伝ってほしいと言われて悩んでいる駿の背中を押すが、仕事に夢中になると周りがみえなくなる駿とすれ違いの生活が続くことになる。


会えない日々が続き、駿の部屋をのぞいたり、いないと分かっていても壁をノックして「おやすみ」の合図をしてしまう。だからこそ、わざわざ時間を見つけて会ってくれた駿がギュっとしてくれたときはすごく幸せな気分になるし、駿と口論して涙をこらえることになっても香子(夏川結衣)からプレゼントされた駿との食事デートを心待ちにする。


そんな真柴を仕事で忙しい駿に代わって近くで葉山は見守っていた。
葉山は真柴と駿が付き合っていると知りながらも真柴が好きという気持ち自覚してしまったせいか、その気持ちは隠せない。真柴に柴犬の携帯ストラップを買ってきて、「真柴にしか買ってないや」と言ったり、真柴とババ抜きをしていたときも「負けた方が秘密を打ち明ける」という罰ゲームを提案してわざと負けて真柴に告白しようとしたり。


その後も真柴と自転車の2人乗りをしたときに、真柴が自転車から落ちないように、腕をつかんで自分の腰に抱き着くように誘導したりとさりげなく好意をみせてしまう。


ただ、葉山は真柴に今までと同じようなことをしてきたため、好意が気づかれていない。真柴にとってはまだまだ尊敬する社長だった。しかも、真柴は過去と向き合い一人で頑張る駿が心配すぎて、葉山をずっと好きだったことすら忘れていたように思う。


しかし、駿と口論して泣きそうな真柴を目の当たりにした葉山は、「そういう時期ってあるから。仕事って。何もかも投げうってやらなきゃいけない時期っていうのがあるから」と慰める。一方で駿に「真柴のこと頼むね。もし頼めないなら…遠慮はしない」と警告。


正々堂々と戦う覚悟もあるのだ。


食事デート当日、外出先から真柴に電話をかけた葉山は、駿が家を出るタイムリミットの4時半になっても駿が帰宅していなくて、真柴との約束に間に合っていないことを知る。電話を掛けたのが意図的なのか偶然なのかは分からないが、ここで葉山にチャンスが訪れた。葉山は香子に「一人で行かせるのはかわいそう。(真柴には)いつも笑っていてほしいから」と自分が一緒に行くことを提案する。


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