中村倫也主演『珈琲いかがでしょう』衝撃のダーク展開に見える光、引き込まれる目

TV 公開日:2021/05/10 46
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「ゴミでも丁寧に磨けば大抵のものはなんとかなる」

中村倫也が主演を務めるドラマ『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系、毎週月曜よる11:06~)。第5話から後半に突入し、オープニングの穏やかな雰囲気からは想像もできないほどダークな展開へ。青山(中村倫也)がホームレスのたこ(光石研)の珈琲豆に吸い寄せられたように、物語の中枢へと引き寄せられていく。先週の第5話で初めて、磯村勇斗演じる“ぺい”が青山と言葉を交わし、珈琲を起点にした対比が二人の熱演とともに繰り広げられた。「二人の目から伝わるものに終始圧倒された…」「あっという間に終わった」という声も上がった第5話。青山の過去がダークであればあるほど、たこの美味しい珈琲がある種の“希望”のようにも思えた。今夜の第6話を前に少し振り返っておきたい。



「クソまずい。泥みてぇな味がする」


二人が同じ世界で飲んだまずい珈琲。青山(中村倫也)が“清掃業”の一仕事を終えて血のついた手で飲んでいたのは、自販機の珈琲。「飲むか?」と言われてちょっと嬉しそうにしたぺい(磯村勇斗)も「オエッ…」。ぺいが自販機に文句を言って蹴り飛ばすほどまずい珈琲を、青山は死んだような目をして飲んでいた。


“清掃業”と言ってもヤクザのお仕事。ターゲット(ほおるもん)を“悪臭放たないようにペチャンコになるまでぶっ潰してそこにゴミなんてなかったみたいにする仕事”。常軌を逸したような目で、とりつかれたように「ホルモン…ホルモン…」と呟きながらターゲットの顔を殴り続ける青山。ぺいはその姿に圧倒されながら、青山に一生ついていくと心に決めた。ある時、ペイが“苦い”珈琲で悟った失恋。それを一瞬で見抜いた青山が、ぺいにあげたのは“甘い”イチゴ飴だった。


「珈琲に出会えた時、世界が変わった気がしました」
「すれ違い…すれ違いじゃなくて、置き去りだろ!」


青山は、偶然出会ったたこ(光石研)に吸い寄せられるようにおいしい珈琲と出会う。


ホームレスのたこの部屋は「えぇ!?マジかよ!」とぺいも驚くほど素敵。盗品でもなく、“拾い物や貰い物”が丁寧に部屋を整えている。


「ゴミでも丁寧に磨けば大抵のものはなんとかなる」

“生き甲斐のない、底辺の生活”にも光が射し込む、たこの言葉。


たこの淹れてくれた珈琲に恍惚とした表情を浮かべる青山。
ぺいも飲んでみる。「オェッ…」。


「これはなんだ?」

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