ディズニープラスで話題沸騰『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』 ヒーロー像を徹底比較

TV 公開日:2021/04/16 12
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『スター・ウォーズ』や『ハリー・ポッター』を超え、全世界No.1シリーズ累計興行収入を記録するマーベル・スタジオ作品。その最新ドラマシリーズである『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、配信初週末にディズニープラス史上最も視聴されたドラマシリーズとして、全世界でNo.1初週視聴数を記録。さらに、日本でも映画作品も含めた全コンテンツの中で歴代No.1の初週3日間の視聴数を記録するなど、大きな注目を集めスタートを切った。


そして現在、全6話中4話迄が配信されており、残すところあと“2話”!いよいよクライマックスに近づいてきた本作では、正義の象徴であるキャプテン・アメリカの盾を手放したファルコンと、その盾を手に入れ新たなキャプテン・アメリカに就任したジョン・ウォーカーのヒーローとしての姿勢がはっきりと分かれることに・・・。ここでは、ファルコンとジョン・ウォーカーそしてかつてのキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースの3人のヒーロー感を、ヒーローになる前となってからの姿を振り返って紐解いてみる。

【ヒーローとして活躍する前の姿】

○ファルコンは、かつてアメリカ空軍のパラシュート部隊としてメンバーとして戦地で活躍。しかし任務中に相棒を失ったことをきっかけに引退。その後、罪悪感や後悔などで苦しむ退役軍人のカウンセラーに転職。大切な人を亡くした悲しみ、戦地での苦しみを知るファルコンは、人の痛みに寄り添う優しさも兼ね備える人物だ。その後キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースと出会い意気投合。彼の手助けを自ら志願してヒーローとしての道を歩み始めた。

○2代目キャプテン・アメリカ、ジョン・ウォーカーは、まさに英雄。アメリカ軍の兵士だった当時、アメリカ史上初となる名誉勲章を3度受賞。身体能力や知能も優れまさにアメリカ軍のエリート中のエリートとして、新たなキャプテン・アメリカに任命をされることとなった。しかし、先週配信された第4話では“人生最悪の日“として過去に行ったアフガニスタンでの任務について語る場面が……「俺たちがやむなく決行したことは 栄誉なんかとは程遠い」そう彼が表現する任務とはいったい何だったのだろうか――。


○スティーブ・ロジャースは、小柄で病弱な少年だったことから、第二次世界大戦中のアメリカ軍の入隊試験に5度も落選。しかし、ひたむきで強い正義感をもつ彼の行動が当時スーパーソルジャー計画に携わっていたアースキン博士の目に留まる。「ナチスを殺したいのか?」そう問うアースキンに対し、スティーブはまっすぐな眼差しで「誰も殺したくない でも悪党は嫌いです出身に関係なく」と答えた。それを聞いたアースキンは強く頷き兵士として採用、その後スーパーソルジャー計画の被験者として選ばれることとなった。アースキンはこの時スティーブを選んだ理由を語る中で、次のようにも言っている、「弱者は、力の価値をよく知ってる そしてもう1つ 憐れみも」――。スティーブの正義感の強さや善人であることに加えて、彼が生まれつき力を持っておらずその力の価値を理解している人物だったこと、そして自身が弱かったからこそ、人々の苦しみや悲しみを理解できること。そこにアースキンは目をつけていたのだ。


人の痛みや苦しみを理解しているファルコンとスティーブ、それに対してこれまでの功績や能力を評価され、キャプテン・アメリカとなったジョン。どちらもヒーローとしての素質を持っているが、この違いがそれぞれ思い描くヒーロー像に少なからず影響しているようだ。


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