俳優・瀬戸利樹が、4月7日よりテレビ東京系にて放送中のドラマParavi『理想のオトコ』に出演中だ。
LINEマンガにて連載がスタートし、累計閲覧数380万回を超える同名漫画を実写化した本作は、仕事に恋に、そろそろ将来を真剣に考え始めた男女が繰り広げる心の葛藤を描いた大人の恋物語。瀬戸は、藤井美菜演じる10歳年上の既婚女性・安積茉莉沙を強気にアプローチする余裕と自信のある男・高野正巳を演じる。
「自分が出た恋愛作品の中でも一番積極性がある役」だという高野を魅力たっぷりに表現する瀬戸に、撮影の裏話や理想の女性像を聞いた。
──まずはオファーを受けたときの心境をお聞かせ下さい。
率直にうれしかったです。こういう恋愛作品というのは誰もができるジャンルではないと思うので、本当にうれしいことだなと思いつつ、頑張らなきゃいけないと思いました。
──原作がある作品に出演することと、そうでない作品に出演することでなにか違いはありますか。
良くも悪くも参考にするものがある、というのはありますね。そこが難しいです。全部が全部、原作と一緒にできるものでもないと思っていますし、どこを原作からピックアップするかというのも大事になってくると思います。
──台本を読んだ印象は?
「大人だな」と思いました。正直、僕自身の恋愛経験が乏しいというのもあるんですが、こういう恋愛が、ある交差点で、あるオフィスで、あるカフェで行われているのかなという想像がすごくしやすいドラマだと思います。結婚している女性、結婚していない女性、10歳上の男性、10歳下の男性が出てくるので、観る人がさまざまな立場から共感しやすいドラマになるんじゃないかなと思いました。
──たしかに今作の登場人物は、年齢も職業も立場もバラバラですね。
そうなんです。僕が演じた高野は、自分が出た恋愛作品の中でも一番積極性がある役だったので、困りました。
──困った、というのはどうしてですか?
自分自身あまり積極的にいかないので、これはどうしようかなと(笑)。監督がとにかく自信を持ってやってくれればいいと言ってくださったので、ひとつひとつのシーンでセリフを「相手に聞かせる」ということを大事にしながら撮っていました。
──瀬戸さんご本人と高野は違うタイプなんですね。
違いました。唯一似ているのは根拠のない自信です。とりあえずできる、みたいな(笑)。そういうのはわかる気がする。友達とかの前ではそういうところがありますね。