斎藤工×中島健人「いつか一緒にレッドカーペットを」アカデミー賞を熱く語り合う

TV 公開日:2021/04/07 22
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斎藤は『ミナリ』、『ノマドランド』に共通する、主演俳優がプロデューサーを務め、企画段階から携わっている作品の持つ“強度”を指摘し「どの作品も素晴らしいけど『ノマドランド』は前評判を含めて(受賞は)堅いなと現時点で思っている。時代にしっかりとコネクトしている」と自身の予想を口にした。『ノマドランド』受賞を予想する一方で、斎藤が個人的に“イチオシ”と語るのは、アンソニー・ホプキンスが認知症を患う父親を演じた『ファーザー』。「すごくシンプルな作りで比較的地味な作品なんですけど、全部が伏線になっている」と称賛を送る。

また、作品賞候補作の中で、中島が「とても面白かった」と語るのは、最多10部門にノミネートされたNETFLIX配信作品『Mank/マンク』。「本当に楽しい2時間でした。映画に対するリスペクトが込められていて、興奮の1本でした」とイチオシ。斎藤は、現在でも未来でもなく、“過去”を描いた作品であることなどを含め「位置づけが難しい。ハリウッドが何を尊重するか?」としつつも、自身もデヴィッド・フィンチャー監督は大好きな映画監督であると語り「(受賞は)ある かもしれない」とニヤリ。



さらにトークは今回の授賞式がどのような演出、構成になるのか?という部分にも及んだ。中島は「今回、コロナ禍における授賞式がどうなるのか不安もある。でもその中でアカデミー賞のプライドもきっとある。いま、このコロナ禍でしか見られない授賞式になると信じています。今回、ノミネーションされているスタッフ、キャストのみなさんは、この1年で蓄積されてきた考えをスピーチで話されると思う。それを聞いたクリエイターの方々が今後どのような作品を作っていくのか?アカデミー賞が『次はこうしていこうか?』と(考えることになる)。変化の時代を目の当たりにしていると思うので、あまりネガティブに考えず、ポジティブに同じスタートラインに立って新しく一緒にアカデミー賞を作っている感じがしています。お互いのアイディア、思考を持ち寄ってボーダレスなエンターテインメント業界になっていけばいいなと思います」と語る。

斎藤も「“海の向こうのことだから”“僕らはいままで通り”じゃなくて、世界中が新しい方向に、希望を探しに舵を切っている気がします。大げさじゃなく、アカデミー賞は映画業界の祭典ではあるけど、世の中がどうなっていくか?ということを示す祭典でもある。また、日本の映像業界では、クオリティ・ファースト、作品至上主義が増えていくというのが、唯一の道筋じゃないかと思う。一部の支持をしてくれる人が楽しむエンタメもあると思うけど、それだけじゃ、ここ(=世界)では戦えないという“危機感”を感じられるいいチャンスになのではないか。クリエイターや若い方にこの祭典を見てもらって、気軽にそこを目指してほしい。オスカーを目指して、そこにたどり着くプランが生まれてくると思うので、そこからが始まり」と熱く説いた。最後に中島が「いつか一緒にレッドカーペットを」と斎藤に語り、斎藤も「夢は見ないと実現しないですからね」と笑顔で応じていた。

斎藤と中島の対談の模様は、4月24日放送の『第93回アカデミー賞 直前総予想』でお届け。こちらもあわせて、『第93回アカデミー賞授賞式』をより楽しもう。




■『第93回アカデミー賞 直前総予想』
放送日時:4月24日(土)午後2:00
出演:斎藤工、中島健人(Sexy Zone)、町山智浩 他

■『生中継!第93回アカデミー賞授賞式』
放送日時:4月26日(月)午前8:30 [WOWOWプライム]
<字幕版>4月26日(月)夜9:00 [WOWOWプライム]
案内役:ジョン・カビラ、宇垣美里
スタジオゲスト:行定勲(映画監督)、河北麻友子
リモートゲスト:町山智浩(映画評論家)
スペシャルゲスト:中島健人(Sexy Zone)


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