『ボス恋』上白石萌音&玉森裕太 幸せなキスが示した希望、逆転と回収の最終話

TV 公開日:2021/03/20 323
この記事を
クリップ

「私の彼氏になってください。フリでいいんで」。第1話では潤之介が奈未に彼女のフリをお願いした。それが最終話では立場逆転。1話で潤之介が奈未を洋服屋に連れだしたようにパッと手をとり、一日だけのデートで走り出した二人。流れたのは7話と同じ、キスマイによるanotherバージョンの主題歌『Luv Bias』。「犬作ってもらおう、犬!」潤之介の無邪気さは変わらない。一緒にアクセサリーを選び、ついに一緒に食べられたミルフィーユ。でもデートを楽しむ二人は「フリ」。


二人の楽しそうな笑顔は、切なく感じられた。


カメラマンをやめて実家の会社を継ごうとする潤之介に、奈未が見せたかったのは、レンタル倉庫に大事に保管されていた潤之介の夢。アシスタントの尾芦くん(ミキ・亜生)がどうしても捨てられてなかった潤之介の作品たち。


第1話では潤之介が「夢に縛られたり、夢を持つことにとらわれたりしてそれで笑えなかったら意味がない」と奈未にとって大きな言葉をかけた。今度は奈未が、潤之介に大きな言葉をかける。「夢に蓋をして、それで笑えなかったらそれも意味ないんじゃないかなって」「もしかしたら、夢って、いつかいっぱいいっぱい笑いたいから、今つらくても今困難でも見てしまうものなんじゃないかなって」「私は、あなたの笑った顔が大好きです」。潤之介は、ついに夢の蓋を外す。会社を継がず、写真の道に進みたいと父に言い、麗子と潤之介の夢を受け入れた父親の姿があった。


しかしまだ読めない。麗子から副社長(ユースケ・サンタマリア)に退職願。「あなたを頼らせて下さい」、決して人に頼らなかった麗子の変化。悪魔の微笑みを浮かべた麗子だが、第1話同様、青い光が射したとき、それは無邪気な女の子の微笑みに変わっていた。


「まさか早々に辞めるとか言ってたあなたより、私の方が先にやめるとはね」と麗子が編集部を去り、その麗子からは「潤之介、今日日本を発つ」と奈未もびっくりの発言。「それからね」「やっぱり俺、奈未ちゃんと一緒に笑ってたい。待っててくれる?」潤之介が素直に気持ちを伝え、奈未の恋もクルっと好転した。さらに奈未は「3年半という短い間でしたが…」とMIYAVIを去る。向かった新しい職場では、「失礼します!本日よりお世話になります!鈴木です!よろしくお願いします!!」第1話と一言一句違わない言葉で挨拶。出迎えたのは、「新人さん、期待してますよ」という宇賀神のガッツポーズ。奈未も第1話同様こぶしを握って応える。そして美しさどこまで?さらにパワーアップした麗子様が「あなた、まだこの仕事やめてなかったの?」。またも第1話のように問いかけ、「編集長のアシスタントは。私だけですから」と第8話の言葉で奈未は返したのだ。3人が笑顔で夢に向かって、仕事に恋に走り出した。

2/4ページ

この記事の画像一覧 (全 68件)