『ボス恋』上白石萌音&玉森裕太 幸せなキスが示した希望、逆転と回収の最終話

TV 公開日:2021/03/20 341
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まるでオセロみたいに…


16日に最終回を迎えた『ボス恋』こと『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)。“ボス恋ロス”の声が広がっているが、最終回の余韻は、清々しいほどに幸福感に満ちている。「本当に幸せな気持ちになった」「とっても幸せな終わり方だった」「素敵なラストだった」と反響のあったラストシーンだが、そこに辿り着くまでは、「半分終わっても読めない」「展開がわからなすぎる!」と先の読めない怒涛の展開。上白石萌音が放送前、Twitterで「たくさんたくさん詰め込んであります」と綴っていた通り、本当にてんこ盛り。そんな最終話では、これまでの様々なシーンが蘇ってきて、クルっと好転して次々に着地していく爽やかさと感動があった。同時に、“メッセージ”や“変わらないもの”からは、ドラマの魅力も感じられた。



ピンチとチャンスは隣り合わせ。最終話では、解禁前のMIYAVIの写真データがネットに流出してしまう事件発生。しかし流出した写真のモデルは、流出が宣伝となって、自分のやっているバンドのライブチケットが完売。「ラッキー」だと話す。


編集会議で「流出したことを逆に宣伝に使うってのはどうでしょう?」と提案する奈未(上白石萌音)に、具体的な案があるわけではない。それでも、「考えましょうよ、それが私たちの仕事じゃないですか!」座っている席は隅っこでも、奈未も立派な編集者の一員。「俺たちの仕事だな」と笑って答えた中沢と、ほほ笑む編集部たちの表情が、奈未の成長をしっかりと認めていた。


出来上がったMIYAVIの原稿には奈未の記事も。「どうしても読んでもらいたいんです。」と頭を下げ、無理やり渡す奈未の勢いに麗子は押し切られる。


これまで圧で押し切るのは麗子の側だったはず。その原稿から麗子が感じた作り手の情熱。「この仕事は夢の一瞬を提供すること。あなたたちの作ったMIYAVIにはその力がある」。第1話でも「ファッションとは夢の一瞬を提供すること。あなたのバラには、その力があります。」というセリフがあった。もう一度自分の夢と向き立った麗子は「もう一度やらせて、あなたたちと一緒に」。MIYAVI編集長に返り咲いた。


編集会議では遥(久保田紗友)の提案が認められる場面も。全員が編集長の顔色をうかがうなか、麗子から「いいんじゃない?」遥の成長も描かれた。そんな遥に、「中沢さんってドMですよね?」と指摘されるドS先輩の中沢(間宮祥太朗)。「自分に対してもドSっていう…説も…あるだろ」。ドSもドMも隣り合わせ。


最終話では、遥が中沢のほっぺプニッ。中沢がそっと遥の荷物を持ってあげるシーンも映されたが、こちらの二人の“回収”は、Paraviオリジナルストーリーの『ツン恋』で盛大に行われているとかいないとか…。(中沢先輩ファン・遥ちゃんファンは見逃し厳禁!)

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