殺人犯に思いを馳せる齊藤京子、ミステリアスな演技が光る『ボーダレス』第1話

TV 公開日:2021/03/08 13
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乃木坂46・櫻坂46・日向坂46のメンバーがグループの垣根を超えて出演することで話題のドラマ『ボーダレス』が、3月7日よりひかりTV・ひかりTV for docomo・dTVチャンネルにて配信を開始した。


大ベストセラー『ストロベリーナイト』シリーズで知られる小説家・誉田哲也による同名小説をドラマ化した本作は、4つの物語がある事件をきっかけに境界(ボーダー)を失い、交錯していく本格ミステリー。次々に襲う不安や恐怖のなか、少女たちは友情、羨望、慈悲、恋心などの複雑な感情を抱えながら、ボーダーを飛び越えて別世界の事件に巻き込まれていく。


櫻坂46・森田ひかる演じる自称“何もかもが普通”な人生を送る女子高生・奈緒。「私は物語の主人公になんてなれない」、そう考える彼女はクラスでただひとり、進路を見いだせずにいた。


「ないんだよね。やりたいこととか得意なこととか」。白紙の進路希望用紙を見つめため息をつく奈緒はある日、ミステリアスなクラスメイト・希莉(日向坂46・齊藤京子)と出会う。


図書室で、人体の解剖図や殺人事件に関する本を喜々として奈緒に紹介する希莉。セリフ覚えが苦手だという齊藤が演じた、人が死に至る過程を話すうちにだんだんとテンションが上がっていく希莉の長台詞は必見だ。


希莉の「読む?」という勧めに、本は苦手だという奈緒はあまり関心を持てずにいたが、希莉の「知らない世界に入っていくのは本当に楽しいよ」という言葉が琴線に触れる。


自分のことを「面白い人だなってずっと思ってた」と言ってくれる希莉に惹かれつつあった奈緒は、ある日の放課後、希莉から街の外れにある市営プールへと誘われる。


今は使われていないその市営プールは、男性の遺体が発見されたことでニュースになっていた。希莉は、立ち入り禁止となっている遺体の発見場所へとぐんぐん進んでいく。恐る恐るついてきた奈緒を前に、希莉は男性を殺した犯人へ思いを馳せる。


「犯人はどういう気持ちだったんだろう」「殺人そのものを楽しんでいる?」「皮膚がめくれて肉が飛び散って骨が砕けて...」。妄想がエスカレートする希莉に恐怖を覚えた奈緒は、慌ててその場を立ち去るのだった。


「見たことない世界へ踏み出せそうな気がした。でもそれは間違いだったのかもしれない」。“普通”から一歩踏み出した奈緒は、もともと世界には境界線などなかったことに気付く。ボーダレスな世界に足を踏み入れてしまった奈緒はどうなってしまうのか。普通な日々に鬱屈とする奈緒を演じる森田と、ミステリアスな様相から狂気が見え隠れする希莉を演じる齊藤の演技が光る第1話となった。


奈緒と希莉の物語と平行して、何者かから山道を逃げる芭留(櫻坂46・渡邉理佐)と圭(日向坂46・濱岸ひより)の姉妹、父の経営する喫茶店で働く琴音(櫻坂46・小林由依)とバンド活動に明け暮れる叶音(乃木坂46・早川聖来)の姉妹もそれぞれのストーリーを展開。


山道で足を滑らせ、滑落してしまった圭の安否は。琴音と幼馴染の和志が楽しそうに話すのを意味深に見つめていた叶音の胸の内は。さらには、冒頭に映し出された、血塗れの顔で雨に打たれる結樹(乃木坂46・遠藤さくら)の正体は。


4つの物語がどのように境界(ボーダー)を失い、交わっていくのか。今後の展開が見逃せない。

※本記事は掲載時点の情報です。

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