本当の母娘ではなかった…。第6話より第2章に突入した、菅野美穂が主演、浜辺美波が共演の日本テレビ水曜ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 』(通称:ウチカレ、毎週水曜22時~)。
第5話までの第1章はエキサイティングラブストーリーと言われている通り、毎話巻き起こる恋のハプニングを経ながら、母娘の絆や仲良しっぷりが堪能できる内容となっていた。
だが、第6話以降コミカルなストーリーが一転、母娘に最大のピンチが訪れる…。というのも、第6話で仲良し母娘・碧と空は実の母娘ではないことがわかり、さらに、第7話では空の実の両親の正体が明らかとなるのであった。
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空の実の父親の正体とは、碧が“かつて本気で愛した男”である一ノ瀬風雅(豊川悦司)。そして実の母は碧同様に一ノ瀬のことを愛していた女性・星野鈴(矢田亜希子)だったのだ。
一ノ瀬という同じ男性を愛してしまった碧と鈴。 碧と鈴が初めて対面した時、鈴は既に一ノ瀬の子供を身ごもっていたが、その時すでに一ノ瀬は鈴の前から姿を消していた。その話だけ聞くと、なんとも最低な男…!という印象を抱かずにはいられなくなるが、碧は妊娠した上、持病を抱えていた鈴を放っておけず、鈴の出産を献身的にサポートするのであった。しかし、鈴は出産後すぐに亡くなってしまう。そんな鈴が残した子供を碧は育てていくことを決意。その子供こそが空だった。
その事実が発覚した時、空はショックを受け取り乱してしまう。一度は碧に暴言を吐き、碧からビンタされてしまう場面もあったが、その後空はサリーに「かあちゃんの娘がよかったーー!」と本音を吐露。これまで小さなトラブルこそあれど、とてつもなく大きな問題に直面した碧と空。その2人を演じている菅野美穂と浜辺美波の感情をぶつけ合う演技は圧巻で、視聴者の涙を誘った。
第7話ラストで、碧が空に鈴の写真を見せ、ここまで空を育て上げてきた苦労や想いを涙ながらに語ると、空も碧に改めて感謝の気持ちを伝え、出生の事実を受け入れ、2人で鈴のお墓参りに行くことに。そこで空は「一ノ瀬風雅どんな男なんだ、私がぶん殴ってやる!」と啖呵を切ったのだった。