『アノニマス』香取慎吾、圧巻の眼力と長台詞に反響「凄い気迫」「痺れた」

TV 公開日:2021/02/09 1
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香取慎吾が民放ドラマで5年ぶりの出演を務めるドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』の第3話が8日に放送された。


同作は、SNSでの誹謗中傷をテーマに、香取演じる主人公・万丞渉ら“指殺人対策室”のメンバーが、キーボードによる殺人に立ち向かう新感覚クライムサスペンス。


※以下第3話ネタバレあり


ホームレスの男を殺害してしまった高校生・片山蓮(青木柚)が、ネット上で個人情報をさらされた。事実とは異なる誹謗中傷も多く、蓮の父・遼太郎(戸田昌宏)は、“指対”に最初に情報を晒した犯人を捕まえてほしいと依頼。万丞と碓氷咲良(関水渚)は早速捜査にあたるのだった。


蓮の身近な人物から探ろうと、蓮の両親と学校に聞き込みを行う万丞と碓氷。ところが蓮には友人があまりおらず、有力な情報をなかなか得られない。しかし、捜査を続けていく中で、学校のテストで高得点をとられないクラスメイトを“猿”呼ばわりしたり、自身の罪を「不条理だと思いますよ。だってたかがホームレスひとり殺して、僕の人生めちゃくちゃになるんですよ」と言い放ったりする蓮の本性が徐々に見えてくる。蓮の態度にネット上では「人の命軽く見すぎ」「同世代の息子を持つ身としては怖い…」「子育ては本当難しい」と書き込みが寄せられた。


その後、根気強い捜査で指対は書き込みの犯人を特定。ところが新たに蓮の個人情報を晒す投稿を出現する。


蓮の父親は「どういうことですか!これじゃあんたらに依頼した時よりも悪くなっているじゃないか」と激高。指対室長の越谷真二郎(勝村政信)が「これ以上息子さんへの被害が拡がらないように...」となだめようとするも、「そんなことより病院のことですよ」と、息子より自分が院長を務める病院への被害を心配をしていた。


書き込みの犯人に対して「そいつも晒されればいいのに」と口にしたこの父親は、病院を継ぐために厳しく育てられた影響で、人生を勝ち組・負け組と二分する考えにこだわっていた。蓮にも「お前は人生の落伍者になりたいのか」「努力できないやつは負けんだよ。負けて負けてホームレスになっちゃうんだよ!」と体を蹴り飛ばしながら指導しており、蓮は父親の価値観をすりこまれていた。ホームレスの男を殺害した夜も、父親による体罰を受けた日のことであった。


【次ページ】香取慎吾の言葉に「思わず聴き入ってしまった」心打たれた内容とは…

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