藤原竜也が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』第3話が今夜9時から放送される。このドラマは、学校内警察(スクールポリス)が試験的に導入されたという設定のもと、公立赤嶺中学校にスクールポリスとして配属された嶋田隆平(藤原竜也)が、校内外で起こるさまざまな問題に立ち向かう学園エンターテインメント。学校内に警察官がいる異常な状況に浅村涼子(真木よう子)ら教師陣から反発を受けながらも、嶋田は想像を絶する解決方法でトラブルに対処する。
19日放送の第2話では、赤嶺中学での“マタニティー・ハラスメント”やその対応について、SNS上で「学校の対応はひどい」、「休んだ先生がいる分、他の人に仕事が行くからわからなくもない」などのさまざまな意見が飛び交った。また、妊娠した教師への嫌がらせが発生し、その犯人予想も繰り広げられた。そして、その事件に対する嶋田の破天荒な解決策や妊娠した教師へのいたわりに対して、「泣いた」「嶋田って本当はいいやつなのかも」といった意見や「スクールポリスは導入した方が良い」といったスクールポリス制度の是非など、リアルタイムで視聴している人たちの反響によってSNSでは、初回に続いて2話連続でトレンド1位となった。そんな中、今夜、第3話放送を迎えるこのドラマのみどころについて山口紗弥加に聞いた。
山口が演じる水野楓は3年2組担当の英語教師。当初、教師たちは校内に警察官が駐在することに関しては、反対していたが…山口は「1話では乱暴で冷徹な警察官だと思っていましたが、やり方は横暴ながらも2話では結果的に大林優也を救い、楓先生を救った。恩人でもある嶋田さんに対して、教師の中では、楓先生が、最初に信頼を置いたのは楓なのだと思います。嶋田さんの言葉は凶器。ですがそこには強烈なメッセージ性がありますよね…そこは、(藤原)竜也くんが演じるからこその説得力なんだろうなと(笑)」と話す。そして、第3話のみどころについて山口は、「第3話では窃盗事件や生徒の薬物疑惑などの事件が次々と起こり、嶋田さんらしく奇抜なやり方で解決しようとします。第2話の大林くんや楓先生のように救われる人はいるでしょうか? 学校内本当に起きているかも…と想像するとゾッとする内容とスクールポリスという存在について、皆さんにも考えていただければと思います」と話した。
一方、赤嶺中学校の音楽教師・小川香里(明日海りお)が事故死していたことが第2話で判明した。その事件について浅村に尋ねる嶋田。そんな嶋田の存在について山口は「敵だと思っていたスクールポリスが、自分にとって味方だったと安堵(あんど)した一方で、一体彼の正体は何なのか…。真の目的は…。第3話はミステリアスな嶋田の謎に、もう一歩、近づくことになると思います」と話した。
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