でもここで終わらないのが奈未。
必死でけん玉を練習し、漫画を読み込み、嘘をついたことを謝罪する。そして懸命にファンになったとだけ伝え、荒染先生(花江夏樹)の心を動かした。これが、潤之介が最後に言った“奈未を選んだもう一つの理由”につながるのかもしれない。
「奈未ちゃんなら最後まで俺のお願い、頑張ってくれると思ったから。信じられると思ったから。」
この思いはもしかしたら、麗子も抱いていたのではないだろうか。
こんな未来が読めたから、無理難題と思える仕事を奈未に任せたのではないか。無意識的にでもそう感じ取っていたのではないか。「まず人並みの責任を取ったら?」と厳しい言葉をかけたとき、奈未が食らいついて這い上がることを確信していたのではないか。姉・麗子と弟・潤之介の重なる部分があるように思えた。
しかし、そんな潤之介の中には、奈未に近い部分も。第1話では「夢ってさぁ、なきゃいけないのかなぁ?」と奈未に理解を示し、「嘘ついても、本当のことは変えられないっていうか、逃げてるだけ」そう奈未から言われたときには、自分にもその言葉が刺さっているような寂しげな目を一瞬のぞかせた。奈未を振り回すという点も含めて潤之介の麗子寄りな部分と、奈未寄りな部分が、この先、物語のキーとなっていくのではないか。そんなふうに感じた第2話だった。
第1話で「まずは人並みに」働くことを目標に持ち、第2話では「人並みになるまでもう逃げません」と誓った主人公・奈未。一歩ずつ。振り回されながら、少しずつ。
次回第3話、どんな一歩を進むのか注目だ。(でもまずは、「俺のこと好き?」の続きが気になりますね!)
■『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』
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