『レッドアイズ』亀梨和也は「覚える感覚が凄い」アクション監督が魅力語る

TV 公開日:2021/01/20 15
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日本テレビ系にて1月23日(土)よる10時より放送される土曜ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』。本作でアクションシーンの演出から編集までを手掛けているのが、数々の映画・ドラマ、そしてゲームなどのアクション監督を務め、自らも映画監督として活躍している日本を代表するアクション監督・下村勇二。そんな下村に、自身が演出するアクションの見どころから、レッドアイズ主演・亀梨和也の魅力まで、話を伺った。


◆アクションを単なる「暴力」にしない
──アクション監督というのは、作品制作の上で、どういう役割なんでしょうか?

「チームや人によって違いますが、僕の場合は、先ず台本にあるアクションシーンのドラマと動きをアクションチームで構成してから、ビデオコンテを作ります。その際に実際の撮影を想定したカメラアングルやカット割りを決めます。その後、役者さんのトレーニングをして、撮影現場ではアクション演出はもちろん事故防止の安全管理などもやります。最終的にはそのシーンの編集から効果音までを担当しています」

──アクションシーンの指導だけではないんですね?
「そうですね。作品ごとに少しずつ関わり方は違いますが、もちろんアクションは一人では作れないので、チームとして役割分担をしています。今回はアクション指導の谷本(峰)を助手に付け一緒にアクションシーンを考えています」

──演じる役者さんたちとはどういったコミュニケーションをとって実際に撮っていくんですか?

「アクションをただの暴力に見せないために、戦う意味と必然性を一緒に考える事もあります。キャラクターの性格や特殊技能など裏設定も監督からお話しを伺い、役者さんと話し合った上で撮影していくと、アクションに深みが出てくる。ドラマ全体を通してアクションが浮かないように、キャラクターが自然と戦っているように見せる意識をしています」

◆動きだけが「アクション」ではない
──本当に細かいところも考えて、ひとつひとつの動きを作られているんですね。その中で下村さんが一番大切にされている部分というのは何でしょうか?

「どうしてもアクションというと動きだけになりがちなんですけど、実は動いてないところもすごく重要なんですよ」

──動いていないところ?

「はい。佇まいだったり、歩き方だったり、ちょっと振り向く動きもキャラクターによって違うはずですよね?例えば、強いキャラクターなら普段から強そうな雰囲気が感じられるはず。例えば銃声を聞いて驚くという演技でも、強くて戦い慣れているキャラだったら、大きく驚かないかもしれない。でも、戦い慣れてない人は、弱そうな表情や動きがつい出てしまう。そういった瞬間だけでもキャラの裏が見えてきます」

──そうですね、本当に一人一人の個性がそこに見えますね。
「キャラクターを理解しながら、日常の動きの中にアクションシーンを作っていくと、より世界観が広がってアクションに説得力が出ます。そのためにはやっぱり、『アクションをしていないところ』がすごく重要です。だから、構えって実はすごく難しいんですよね。動いているとごまかしが効くところも、下手な人が構えると『この人絶対弱いよね』ってバレてしまう。だから僕の中ではアクションというと、ただ立ち回りをするだけではなく、動いていない瞬間も大事にしています」

◆『レッドアイズ』アクションの見どころと、主演・亀梨和也
──1話のラストシーンで、亀梨さん演じる伏見が感情を爆発させるシーンがとても印象的でした

「あのシーンは、現場にいた僕が見ていても良いシーンだと思いました。狭い空間での撮影で、雑物も多く位置関係や動きの幅などに制限もありアクションをするのは難しかったと思います。その中で、ただ容疑者を拘束するアクションだけでなく、どこで伏見の感情のスイッチが入るのか、どこで理性を失う瞬間があるのか?監督と打ち合わせをしながら、こだわって撮影しました」


──主演の亀梨さんの印象は?

「まず、アクションを覚える感覚が凄いと思いました。僕たちがアクションの動きを見本でやるのを見て、大体、1〜2回で動きを覚えてしまうんですよ。僕自身もまだ覚えきっていないのに(笑)。お仕事でダンスをされている感覚と同じなんでしょうか。そして、早く覚えるだけではなくて、動きがきれいですよね」


──きれいなアクションというのは具体的にどんなところなんですか?

「身体の使い方がキレイ…あと、躍動感ですね。ちゃんと格闘技をやっている体の使い方もされていて、蹴りもしっかりと腰が入っていて、すごくアクションに向いている動きなんです。このパンチで人は飛ばないだろうとか、この蹴りで人は倒れないだろうっていう嘘をなくすための身体の使い方がある。それができないとただの形や段取りに見えてしまう。そういう意味でも亀梨さんは、説得力のある動きをされるので、やっぱりうまいなと感じました」


ただの暴力ではなく、キャラクター設定やシーンの意味もしっかりと描いたアクションも見どころのひとつとなっている『レッドアイズ 監視捜査班』。サスペンスだけでなく、人間ドラマとしての魅力もしっかりと詰まった作品に仕上がっている。初回は、日本テレビ系にて1月23日(土)よる10時より放送。

【1話みどころ】
婚約者を殺された元捜査一課の敏腕刑事と、元犯罪者による最強チームが、連続殺人鬼を追う!彼らの武器は、持ち前の頭脳と行動力、そして最新鋭の監視システム。スリル満点のクライム・サスペンスが開幕する!

伏見響介(亀梨和也)は、婚約者の美保(小野ゆり子)が何者かに殺害されてしまい、犯人探しの際に起こした暴力事件がきっかけで警察を辞め逮捕されてしまう。

出所後は元自衛官で夫を殺した過去を持つ湊川(シシド・カフカ)、犯罪心理学専門の元大学教授で、詐欺罪で逮捕された山崎(木村祐一)、防衛省のサーバーへの不正アクセスで逮捕された天才ハッカーの小牧(松村北斗)らと共に探偵事務所を開設し暮らしていた。

そんな折、伏見の元上司・島原(松下奈緒)から、監視カメラや防犯カメラのデータを最新鋭のシステムを使って解析、捜査に役立てることを目的に設立された「神奈川県警捜査分析センター=KSBC」で「特別捜査官」として働くことを打診される。伏見は山崎、小牧、湊川の配属も希望するが、元犯罪者である伏見たちの参加に情報分析官の長篠(趣里)ら、KSBCスタッフは困惑する。

そんな中、ある女性の連れ去り事件を担当することになる伏見たち。しかもその容疑者は、婚約者を殺した犯人との関係をほのめかす手がかりを得る!監視捜査班と凶悪連続殺人犯の戦いが、始まった!

■『レッドアイズ 監視捜査班』
2021年1月23日(土)初回放送
毎週土曜よる10時~10時54分
【出演者】
伏見響介…亀梨和也
島原由梨…松下奈緒
長篠文香…趣里
湊川由美子…シシド・カフカ
小牧要…松村北斗(SixTONES)
大塩はるか…髙橋ひかる(※2話より出演)

山崎辰二郎…木村祐一

(C)日本テレビ

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