『天国と地獄』高橋一生「なんでこんなことに…」の言葉がこだまするラスト5分の裏切り

TV 公開日:2021/01/19 31
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ラスト5分

“どうしてこんなことになっているんだろう…”

震える瞳に涙を溜め、困惑と恐怖の表情の高橋一生。それに対峙する綾瀬はるかはなぜか不敵な笑みを浮かべ…。


17日からスタートした日曜劇場『天国と地獄~サイコな2人~』。『JIN-仁-』『天皇の料理番 』 『義母と娘のブルース』など良作を次々と生み出すヒットメーカー森下佳子氏によるオリジナルストーリーの本作。期待通り、息をつかせぬ展開でぐいぐい引き込まれていく初回だった。


エリートが集まる警視庁捜査第一課、男だらけの縦社会で鼻息荒く手柄を立てようと奔走するのが、綾瀬はるか演じる望月彩子。正義感が強く「〜すべき」 が口癖で、上司だろうと誰だろうと物怖じせず自分の正論をぶつけては周りから煙たがられている。


「手柄を立ててやる」と息巻く彩子に、遺体の口内にパチンコ玉が詰められた、猟奇的殺人の捜査が舞い込む。現場に向かうと、掃除されたばかりのような清涼感を感じ、違和感を覚える彩子。


腕を組みながら、指をトントン。

そして異常な嗅覚。


匂いのない業務用の特殊洗浄剤の存在にたどり着いた彩子。その洗浄剤は創薬ベンチャー企業のコ・アース社が製造したものだった。


そして、そこの社長こそが、高橋一生演じる日高陽斗。


以前、電車でマスクを忘れた彩子を助けていた。

電車から彩子を見送る日高の瞳孔は全開、首の骨を“ゴキゴキゴキィッ”。

視聴者への第一印象は「ヤバイやつ」の何者でもなかった。


捜査を通じて再会した2人。彩子との会話中には、右耳をせわしなく触りながら落ち着かない様子。「(被害者は)一人暮らしでよく発見されましたね」。公表されていない事件の詳細をなぜか知っている。


かと思えば、一人になったデスクで「一人暮らしは余計か…」。また右耳をさわりながらつぶやき、天を仰ぐ。やはり瞳孔は全開。


【次ページ】彩子VS日高?完璧なストーリーの中に違和感「お前にあるのは正義なんかじゃない」

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