『ボス恋』上白石萌音&菜々緒&玉森裕太「期待を裏切らない」初回のバランス

TV 公開日:2021/01/14 0
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麗子の言葉が突き刺さり、幼馴染の健ちゃん(犬飼貴丈)にも失恋。仕事も恋もダブルパンチをくらった奈未を、爽やかに救い出すのが潤之介(玉森裕太)。奈未が健ちゃんのために用意し渡せなかったバースデーケーキを「俺あまいの好きだから」とペロリ。ゴミ箱にケーキの箱をポイっ。「次はしょっぱいもんでも食べに行かない?」と奈未をバイクの後ろに乗せ、着いた場所は海(確かにしょっぱいが…)。「海ぃ~~~フォーーーー!」と走り出すも首が…!「これはまじ笑ったwwwwwwwww」「首大丈夫??笑」と視聴者大爆笑の走り方はぜひ映像で。初っ端から、(助けようとして)奈未に抱きつき、ブレスレットをつけてあげて頭ポンポン、バイクでは奈未の手を自分の腰にセッティング。キュンキュンを供給していく潤之介だが、子犬系というだけあって、キメキメではなくふわっとした可愛らしさが玉森にマッチ。しかし「最悪なときの海って最高だよね」そう奈未に話しかけた潤之介は、“最悪なとき”を経験したことがあるのだろう。「嬉しいに決まってんじゃん」と、次に決まったカメラマンの仕事の資料をゴミ箱にポン。陰の部分がのぞいた。


「今から青山行って」「洋服の?」「なんで?スーツ見てどうすんの」クセの強い副編集長・半田さん(なだぎ武)と奈未の楽しい掛け合いも、ドラマをポップに進めていく。初回では半田さんが編集部の設定をかなり説明してくれたとも言える。



第1話の終盤、幸せを運ぶように舞い落ちてきたキスマイによる主題歌『Luv Bias』のイントロ。小さい頃から“人並み”を夢見てきた奈未が、自分が思い描いていた“人並み”とは真逆の場所で、“人並み”に働けるようになりたいと思うようになった。そんな主人公の第一歩をドラマティックに彩った。


上白石が放送前のインタビューで「恋と仕事の両輪で」と話していたように、どちらもバランスよく描かれた初回。麗子の足元やゴミ箱の描写など、印象的なカットを挟みながら、キャラクター像がくっきり。コミカルでポップに進みながら、突き刺さるメッセージも。「何かあるな→やっぱり」「これってもしかして…そうだった!」「こう来るといいな→来た!!」王道を進みながら、ラスト10秒にはまさかの設定を初回でバラしてしまう。期待を裏切らず、予想外の衝撃もドカン。様々なバランスが散りばめられた初回だったと言えるだろう。


潤之介に彼女のフリを頼まれた奈未。第2話ではどんな展開が待っているのか。


火曜の夜がまた楽しみだ。

【画像】次回第2話カットを見る(全18枚)


■『オー!マイ・ボス!恋は別冊で
毎週火曜よる10:00~10:57

(C)TBS


▼第1話カットをたくさん見たい方はこちら

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※本記事は掲載時点の情報です。

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