『恋あた』中村倫也が「選ぶのは彼女だ」 思い出す感覚と気づいてしまう気持ち

TV 公開日:2020/12/15 99
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思い出す感覚。気付いてしまう気持ち。


火曜ドラマ『この恋あたためますか』(TBS、通称:恋あた)もいよいよ佳境。先週放送の第8話、『恋あた』のオープニングには久々に、雪の中黒い手袋をしてコンビニの前に立つ浅羽(中村倫也)の姿があった。第1話、第2話で流れて以降、流れていなかった映像だ。恋のクライマックスへ向け、第8話はこのオープニングのように“思い出す感覚”がたくさん散らばっていたように思う。



主人公の21歳・樹木(森七菜)は、クリスマスまでの時間を“まこっちゃん”こと新谷(仲野太賀)と歩んでみることにした。ソファ探しをする二人も、UNOで大盛り上がりの二人もひたすら可愛い。相性ばっちりに見える。樹木がスイーツ開発を外され、「寒い。でも頭冷やしたい」というと、自分の手袋を樹木の手にはめ「俺は樹木ちゃんともっともっとスイーツつくりたい」と励ます。すると樹木は「初めてシュークリーム作ったときの気持ち忘れられない」と、浅羽社長(中村倫也)のくれた夢にワクワクしたことを思い出す。


会社の方針が変わっても、頑として提案し続けたクリスマスケーキは…「クリスマス嫌いな人にも、おいしく食べてもらいたいなぁって」。クリスマスなんて嫌いだと言った浅羽のことを思って作ったもののようだ。その想いに気付いてしまう新谷は「そっか」としか言えなかった。


移動式コンビニカーの前で浅羽と樹木が話す場面。「バカと天才は紙一重と言うが、君はやっぱりバカだな」「社長ってやっぱ面倒くせーと思って」「俺もだよ。そのタメ口めんどくせー」。こんな二人のやりとりは、ドラマの序盤で樹木が浅羽に恋心を抱いていった会話を思い出す。浅羽は上から、樹木は遠慮も敬語もなし。言い合いながらも認めるところは認めながら。そんな会話の中で、「忘れてないよな」と浅羽は「どんな状況でもどんな条件でもやるのがプロだ。俺が作りたいコンビニ、一緒に作ってくれるんだろ?」と樹木が前に話した夢の話をする。そして、高齢者施設へ連れて行き、移動販売車が“新しい居場所”となった姿を見せ「気づかせてくれたのは、君だ」と樹木に告げた。


会社の方針に従えず、うまく立ち回れなかった樹木だが、浅羽との会話から世界がパっと広がった。そんな樹木の姿を見て、「そっか」と笑顔をつくった里保(石橋静河)の背中は泣いていた。


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