中村倫也に翻弄される…『恋あた』で威力抜群の“罪な”曖昧さ

TV 公開日:2020/11/17 86
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どっちつかずの状態で、すでに視聴者をキュンキュンさせている中村倫也だが、2020年4月期に放送された『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)でも中村は二人の女性(二つの世界)の間の境界線で揺らぐ感情を見事に演じた。ちょっとしたニュアンスや表情の違いが物語に意味や深みを与えたものだが、今回も先の読めない展開だからこそ余計に、台詞の端々に含まれる変化を追いかけたくなる。この一瞬の表情にはどんな意味があるのかと知りたくなる。樹木と里保、両方の矢印を自分に向けさせてしまう浅羽の曖昧さは(そのドキドキで視聴者を悶絶させる中村倫也も?)“罪”な部分があると思うが、曖昧であるからこそ、登場人物たちのちょっとした距離の違いや関係性がうねりをつくる。視聴者も振り回され、応援したい人物の比重が少し変わったりもする。今は曖昧に見えている部分も、何かの拍子に一つの線でつながるのかもしれない。演技力のあるキャストが揃うゆえにそんな期待をしてしまうのだ。


第5話で、新谷(仲野太賀)からの突然のキスに戸惑う樹木(森七菜)は、里保(石橋静河)が浅羽(中村倫也)と復縁を望んでいることを知り、さらに複雑な気持ちになってしまう。そんななか、ココエブリィに経済誌とテレビから密着取材が申し込まれ、新しいスイーツ商品の展開を作った社長の浅羽とともに、取材対象者に選ばれたのは樹木。社長と一緒に取材を受けることになり、慌てふためく。


一方、樹木への恋心を自覚した新谷は、樹木をデートに誘う。そして同じ頃、里保も浅羽の携帯にメッセージを送り……。


第4話には新たな謎の女性・清水香織(笹本玲奈)が登場した。

【画像】清水香織(笹本玲奈)

公式サイトの相関図では「樹木と浅羽、さらにはココエブリィの今後の鍵を握る人物」と説明されているが、“社長”浅羽の思惑とどう絡んでいくのか。さらに予告にもある「すべてが壊れてゆく」とは…!?浅羽の気持ちや思惑とともに、物語が大きく動きそうな予感のある『恋あた』第5話に注目しよう。


■火曜ドラマ『この恋あたためますか
毎週火曜よる10:00~10:57
(C)TBS

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※本記事は掲載時点の情報です。

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