俳優の中村倫也が14日、東京スカイツリーで行われたTBS火曜ドラマ『この恋あたためますか』(20日スタート、毎週火曜後10:00 ※初回は15分拡大)制作発表会に共演する森七菜、仲野太賀、石橋静河とともに出席した。
ドラマは原作がないオリジナル作品。夢破れたコンビニアルバイター、主人公・井上樹木(きき)と、コンビニの社長・浅羽拓実の年の差ラブストーリーを描く。樹木役は本作で連続ドラマ初主演となる森が務め、恋のお相手役の浅羽は中村が演じる。
撮影の雰囲気について中村は「楽しいですよ。この3人と芝居できるのは贅沢な気分だと毎日感じている」とにっこり。ただ「僕は割と早めにチームワークというかグルーブが生まれたと思っていたら、僕以外は思っていなかったみたい(笑)。でもいまとなっては、撮影から1ヶ月ちょい経つけど、こんな感じでヘラヘラと。よく笑ってくれるのでありがたいです」と明かした。
中村演じる浅羽は、外資系企業で輝かしい経歴を持つ人物だが、業界最下位のコンビニチェーンの改革を託される若き社長というキャラクター。「浅羽はちょっと謎を残した大人の役。社会で一生懸命頑張っていると本音ばっかりでしゃべっていられないので、そんな裏腹な面をみせられたらこの作品全体が面白くなるんじゃないかな」といい、また「本当に魅力的な森七菜がそこにいるドラマ」とアピールした。
“座長”となる森は「最初に脚本を読んだとき、すごく楽しいなと。登場人物一人ひとりの言葉が映像になったら大変なことになってしまうんじゃないかって、すごくワクワクした」と振り返り、「現場はすっごく楽しいです。和気あいあいで笑い声が絶えない感じ」とほほ笑んだ。
仲野は、森の演技を「情報量の多い独特の芝居」と評し、「伝わり方がすごいんですよ。森さんとお芝居するのが楽しくて、毎シーン引っ張っていってもらっている」。さらに「いやぁ、森七菜がかわいい!すてきです」とメロメロの様子だった。
この日は東京スカイツリーをドラマをイメージした特別なライティングにする点灯式も行われた。
ほんのりとしたピンクの“恋あた”カラーに彩られると、森は「きれいです!たくさんの人が見ているわけですよね。このドラマがもうたくさんの人に幸せを与えていると思うとハッピーです」と大喜びだった。