役所広司、堺雅人、ゆりやんレトリィバァ、トミー・リー・ジョーンズが出演するサントリーコーヒー「クラフトボス ホット」新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・銭湯」篇(30秒A、30秒B)が、10月9日(金)からWEBにて先行公開、10月12日(月)から全国でオンエアとなる。
現代社会に広がりつつある“リモートワーク”を組み合わせた「どこでもワーク」をテーマに、役所広司と堺雅人、そして、宇宙人ジョーンズことトミー・リー・ジョーンズが出演するCMシリーズ。最新作では、コンサルティング会社に勤める堺が、部下のジョーンズたちを引き連れて、下町にある得意先の銭湯を訪問。そこで提案した渾身(こんしん)の銭湯再生計画が、銭湯経営者の役所に一蹴されたことから起こる思いがけないストーリーが、ユーモラスな掛け合いとともに描かれる。
本CMの鍵を握るキャストは、堺の部下役として新たに加わったゆりやんレトリィバァ。自由奔放なキャラクターの彼女と役所のやり取りをきっかけに、その場にいるからこそ味わえる昔ながらの銭湯のリアルな魅力と、日本全国どこでもつながる最新のリモート技術の強みを、絶妙に組み合わせて導入された、とある斬新な装置とは果たして……。
また、前回に引き続き、「どこでもワーク」ができるようになった世の中を象徴するアイテムとして、「どこでもドア」が重要な役割を果たすほか、あの国民的キャラクターも再び劇中に登場。最初から最後まで目が離せない、ホットな新CMに注目だ。
■撮影エピソード
◇下町のドラえもんは露天風呂がお気に入り!?
一見、昔気質の頑固オヤジのような風貌ながら、実は今どきの新しい働き方にもしっかりアンテナを張り巡らし、ゆりやんの「リモート温泉」というアイデアを即実行へと移す銭湯の主人を精力的に演じていた役所広司。前回CMで注目を集めた「○○界のドラえもん」という印象的なセリフとドヤ顔のお芝居にもますます磨きがかかり、現場を盛り上げていた。また、役所が露天風呂に一人で浸かるシーンでは、気持ちのいいお湯に癒やされて、すっかりテンションが上がったのか、少年のような表情を見せる場面も。
◇NGゼロのパーフェクトな演技で現場をリード
今回の撮影では、本編に採用されたシーン以外にも、セリフ違い、表情違い、ニュアンス違いなど、キャストごとにさまざまなバリエーションのお芝居を収録。中でも、特に多くの指示を受けていたのが堺雅人。監督の矢継ぎ早のリクエストは「独り言っぽく」「もっとリラックスした感じで」「ほんの少しだけ間を詰めたい」「語尾の直後に『(苦笑)』が入るイメージ」など、毎回細部に及んだが、急きょその場で提案されたセリフも、難なく一発OKを獲得。役所演じる銭湯経営者をはじめ、部下の宇宙人ジョーンズ、ゆりやんら個性豊かな共演者と相対しても、NGゼロの完璧な演技で応えていた。
◇久々の参加も愛されキャラ全開で周囲を笑いの渦に
今回の撮影で、リモート温泉誕生のきっかけを作るキーマンの役を演じたゆりやん。クラフトボスのCMは2019年10月にオンエアされた「副業」篇以来、久々の参加ながら、コミカルかつ愛嬌(あいきょう)たっぷりのキャラクターは健在で、現場を終始明るいオーラで包み込んでいた。また、休憩中、旧知の監督と談笑している最中、なんと前回撮影時から35kgも体重を落とし、「イビキをかかなくなって、睡眠の質も上がりました」と驚きの告白をしたゆりやん。「元々110kgあったんですよ。百十(獣)の王!ガァー!!」とおどけつつ、「でも、モデルさんほど細くないですよ。ウフフ」といたずらっ子のような笑みを浮かべて、周りのスタッフの笑いを誘っていた。