TBSでは、2020年10月スタートの日曜劇場枠で『危険なビーナス』を放送。壮大な謎にかかわるキャラクターとして、豪華俳優陣の出演が決定した。
本作は、ベストセラー作家・東野圭吾の同名小説が原作で、正義感が強い獣医の主人公・手島伯朗(てしま・はくろう)を妻夫木聡が演じる。伯朗の前に突然現れ「弟の妻」を名乗る謎めいたヒロイン・矢神楓(やがみ・かえで)役は吉高由里子。初共演となる妻夫木と吉高が、本作でどんなコンビネーションを見せるか注目が集まる。
伯朗が楓と共に、失踪した異父弟・矢神明人の行方を追ううちに、矢神一族の遺産争いに巻き込まれていくストーリー。2人と深く関わることになる矢神家の養子・矢神勇磨(やがみ・ゆうま)役にディーン・フジオカ、矢神家の遺産相続権を持つ伯朗の弟・矢神明人(やがみ・あきと)役に染谷将太、伯朗が勤務する動物病院で助手を務める蔭山元美(かげやま・もとみ)に中村アンの出演も決まっている。
さらにこのたび、この壮大な謎にかかわるキャラクターとして、豪華俳優陣の出演が決定した。伯朗の叔父で、数学者の兼岩憲三(かねいわ・けんぞう)役は小日向文世。憲三は伯朗のよき理解者で、家で酒を酌み交わすこともある間柄だ。矢神家現当主の妹・矢神波恵(やがみ・なみえ)役は戸田恵子。病気で寝たきりの当主に代わり矢神家の遺産を管理しており、突然現れ明人の妻を名乗る楓を怪しんでいる。矢神家前当主である康之介の養女・矢神佐代(やがみ・さよ)役は麻生祐未。人の心の内を見抜く力に長けているが、本人は何を考えているかわからない人物。
伯朗と明人の母で、16年前に事故死した矢神禎子(やがみ・ていこ)を演じるのは斉藤由貴。禎子は夫(伯朗の実父)の死後、矢神家の御曹司・康治と再婚し、明人を出産した。その禎子の妹で、夫・憲三と共に伯朗を実の子のようにかわいがる兼岩順子(かねいわ・じゅんこ)役は坂井真紀。さらに、矢神家の前当主と後妻の間に生まれた支倉祥子(はせくら・しょうこ)役は安蘭けい。祥子の夫で介護施設グループを営む支倉隆司(はせくら・たかし)役は田口浩正。隆司と祥子の娘で、幼い頃から明人に好意を寄せている支倉百合華(はせくら・ゆりか)を堀田真由が演じる。矢神家の現当主・矢神康治(やがみ・やすはる)役は栗原英雄、矢神家前当主と後妻の間に生まれた矢神牧雄(やがみ・まきお)役に池内万作、矢神家の使用人で執事の君津光(きみつ・ひかる)役に結木滉星の出演がそれぞれ決まった。
先の読めないスリリングな東野ワールドを、脚本家・黒岩勉が連続ドラマとしてさらに魅力溢れるキャラクターで描いていく今作。莫大な遺産を前に人間の欲望が渦巻く世界観を、多彩な俳優陣がどう演じていくか、期待が高まる。
はたして、明人の失踪事件の黒幕はこの中にいるのか?矢神家の30億におよぶ遺産相続の行方は?そして、楓は本当に「弟の妻」なのか?豪華な顔触れで贈る2020年10月スタートの日曜劇場『危険なビーナス』に注目だ。
■日曜劇場『危険なビーナス』
2020年10月スタート
毎週日曜よる9:00~9:54
(C)TBS