『半沢直樹』“神回”明暗分けた二人の女性の戦い…“鉄の女”西田尚美の圧巻演技に鳥肌

TV 公開日:2020/09/01 38
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銀翼のイカロス編も中盤に差しかった『半沢直樹』第7話。大和田役の香川照之が「神回」と称していたが、その言葉通り、熱血、感動、笑い……と内容盛りだくさん。中でも今回印象に残ったのが、国交省大臣の白井亜希子議員(江口のりこ)と開発投資銀行企画金融部次長・谷川幸代(西田尚美)という二人の女性の戦いだ。


本作は、池井戸潤のベストセラー小説「半沢直樹」シリーズを原作に、2013年7月期に連続ドラマ化された『半沢直樹』(TBS系)の待望の続編。今シリーズでは「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」を映像化。前半戦では、子会社である東京セントラル証券に出向を命じられた半沢直樹(堺雅人)が、IT企業買収によって対決することとなった古巣・東京中央銀行との熾烈な戦いに勝利。後半戦は、銀行に舞い戻った半沢が、東京中央銀行にとって最大の懸案事項である帝国航空再建担当になり、政府を巻き込んだ新たな戦いに挑む姿が描かれる(以下第7話ネタバレあり)。



『半沢直樹』と言えば、メガバンクを舞台に、清濁入り混じった男たちの激しい戦いが繰り広げられることが見どころだが「銀翼のイカロス編」では二人の女性が半沢の前に立ちはだかった。


一人は、国土交通大臣の白井議員。彼女は支持率が落ちた新政党の人気回復の切り札として、幹事長の箕部啓治(柄本明)の後ろ盾を経て大臣になった女性だ。国民の注目度の高い帝国航空を再建するためのタスクフォースを設置し、結果を残そうと躍起になっている。


彼女が提案したのが、帝国航空に出資している銀行に対して、一律で7割の債権放棄。東京中央銀行にとっては、500億円の損失を意味する。断固拒否の姿勢を見せる半沢は、白井議員やタスクフォースのリーダーである弁護士の乃原正太(筒井道隆)に宣戦布告。


政府に従わない半沢を快く思わない白井議員は、メディアを使い世論を操作し、次々と東京中央銀行に圧力をかける。痺れを切らした半沢は、白井議員に対して「私が政府の要求に逆らっていることへの当てつけでしょうか?」と直球を投げかける。

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