『わたナギ』とにかく多部未華子がカワイイ!コメディエンヌぶり光る表情にズキュン

TV 公開日:2020/08/05 41
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一方、前半パートで多部は、さらに多面的なメイを演出する。まずは冒頭。前回、肥後すこやかクリニックの医師・肥後(宮尾俊太郎)から、「結婚を前提に付き合ってほしい」と告白されたことを、会社の同僚に報告するシーンで、瀬川(眞栄田郷敦)が肥後の真似し、告白シーンを再現すると、メイはすかさず「なにペラペラ話してんのよ!」とギロリ。


さらに瀬川が「僕は焦って返事しない方がいいと思います。なんか複雑というか……」と話すと、メイは切ない表情になる。しかしすぐに瀬川が「姉ちゃんが嫁にいくみたいな……」と発言すると、メイは「姉かい!」と切れ味鋭い突っ込みを見せるなど、ノリの良さを披露。営業先でメイ&瀬川コンビが田所(瀬戸康史)と会ったときも、瀬川が田所に情報をペラペラ話してしまうと「瀬川!このド素人が!」と般若顔で心の声を浴びせるなど、瀬川とメイの関係性はまるで漫才コンビのようだ。


さらに、会社の同僚の親友・薫(高橋メアリージュン)と恋の話をした帰り道で「恋の仕方、忘れちゃったよ」とブツブツ言うと「私、一人ごと多くない?」と自らに突っ込みを入れるなど、多部のコメディエンヌとしての素質が垣間見えるシーンが続いた。


第1話目のコラムで、多部のコミカルな芝居への期待を書いた。それはナギサさんとの関係性のなかで広がっていくのかなと思ったが、その役割を担っているのが現時点では瀬川になっている。このコンビの会話のテンポは非常に良く、今後も二人のやり取りには期待が集まる。


▼第1話コラム


瀬川に対しては、ややSっぽい上司の顔を見せるが、副支店長の松平(平山祐介)やMRの先輩・馬場(水澤紳吾)には、実直な後輩社員の顔を見せる。いろいろな顔を持つメイだが、人によって顔色を変える八方美人的な嫌味がないのは、多部の持つ清廉さと深い人物造形のなせる業だろう。


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