『MIU404』は、ちょっとした会話にもびっしり伏線が張り巡らされた作品。スピーディーにテンポよく進む展開の中で、大事な言葉の一つ一つが視聴者の心に残っている必要がある。伊吹は、一見軽い調子のフラフラ感がありながらも、奥には芯があり温かさもあるキャラクター。
サングラスをかけていることもしばしば。その表現は決して簡単なものではないと思うが、それを見事な緩急で、しかもとびきりチャーミングに見せる綾野剛は、やはりこのドラマの核。志摩(星野源)と電話で話すシーンでの「教えて」という短い一言(画面上では声だけ)にもやさしさが溢れていた。番組公式HPの撮影レポートには、綾野のアドリブ部分や現場で提案した工夫などが紹介されており、芝居にかける熱意が伝わってくる。この後どんな演技を見せてくれるのかますます楽しみになってくる。
第6話で志摩の過去は明らかになったが、伊吹の過去はまだほとんど明かされていない。“殺しても死なない男”伊吹 藍は、404になる前、どんな“一個 一個”をたどって来たのか、気になって仕方がない。
▼最終話の渾身コラムもぜひ!
■金曜ドラマ『MIU404』
毎週金曜よる10:00~10:54
(C)TBS
▼『MIU404』じっくり振り返るコラム(場面写真多数)
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