『MIU404』綾野剛 圧巻の台詞回し「何度見ても凄まじ過ぎる…」

TV 公開日:2020/08/03 192
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伊吹藍は綾野剛しかありえない。
そんな声が回を追うごとに高まっている。


ドラマ『MIU404』(TBS系、毎週金曜よる10時~)は、警視庁“機動捜査隊”(通称:機捜)の刑事である伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)がバディを組み、事件解決に奔走する。『アンナチュラル』『逃げ恥』の脚本家・野木亜紀子が手掛けるストーリーの面白さ、脚本の妙は言うまでもないが、そこにいるキャラクターに命を吹き込む役者陣の演技がまた格別だ。


31日に放送された第6話は、綾野演じる伊吹の相棒・志摩(星野源)の過去が明らかになるという、大注目の回。言ってみれば“志摩回”だが、その中で「何度見てもここの演技が凄まじ過ぎる…」「ここの綾野剛の演技が神レベルでヤバかった」と、視聴者の心に強く刻まれたシーンがある。(以下、一部ネタバレあり)


綾野剛が演じる伊吹藍というキャラクターは、頭で考えるより体が先に動く野生のバカ。刑事としての常識にも欠ける。明るくて人懐っこく、情に厚い。佇まいも含め少年のよう。おちゃらけた人物だが、どこかで本質を感じ取っている。


九重(岡田健史)を巻き込んで志摩の過去を探り始めた伊吹。しかし、隊長・桔梗(麻生久美子)に「面白半分に調べることではない」と釘をさされた。ここからが凄かった。


「相棒なんて一時的なもの」という桔梗に対して、「俺が4機捜に来たのがスイッチだとして」と口調自体は軽い調子で話し出したのだが、「玉突きされて入った俺が、404で志摩と組むことになって二人で犯人追っかけてその一個 一個 一個全部がスイッチで!」。感情とともに表情にも声にもみるみる熱がこもり、その本気さが伝わってくる。そして溢れ出るように言った「何だか、人生じゃん?」。第3話で、志摩(星野源)が九重(岡田健史)に、ピタゴラ装置を使って「誰と出会うか、出会わないか。この人の行く先を変えるスイッチは何か」と語る場面があるが、伊吹(綾野剛)は“むじい”言葉ではなく、いかにも伊吹らしい表現で話した。「一個一個、大事にしてえの。諦めたくねえの。」少し涙ぐみながらも最後は「志摩と全力で走るのに、必要なんすよ」と、ふっと笑ってみせた。



相棒への熱い想いが見えるこのシーンは、「なんでこんなに心に響くんだろ?」「涙が出てきた」「伊吹藍がまっすぐすぎて泣く」「こんな凄い説得の仕方、見たことない…」などと大反響。「本人と役の境目が全然ないように見えた」「綾野剛にしかできない演技」「これぞ綾野剛!っていう独特な間と言い回し」「表情の変化やばい」「綾野剛の真骨頂だった」と、綾野剛の演技に絶賛の声が続出した。


「面白半分じゃないっすよ」と話し出す一瞬前の表情から(いや、なんなら九重と呼気チェックしてきゃっきゃしているところから)、「大好き、隊長」とそそくさとシャワーに向かう九重との去り姿まで、ぜひセットで見て欲しい。その振り幅を感じられることだろう。

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