伊藤英明、国民の税金を守るため命を懸けて闘う「飛びついてお引き受けした」

TV 公開日:2020/08/03 5
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俳優の伊藤英明が主演のドラマ『連続ドラマW トッカイ ~不良債権特別回収部~』が2021年WOWOWプライムにて放送スタートすることが決定した。



バブル経済崩壊後の1996年、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権取り立てを目的とした国策会社「住宅金融債権管理機構(のちの整理回収機構)」が設立された。中でも悪質債務者への取り立てを任務とする不良債権特別回収部(通称・トッカイ)の奮闘は想像を絶するものであった。

本ドラマは、彼らの苦闘を描くノンフィクション作品で、『連続ドラマW しんがり~山一證券最後の聖戦~』『連続ドラマW 石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~』に続く、ノンフィクション作家・清武英利の著書の映像化第3弾となる。1990年11月にサービス放送を開始し、まもなく開局30周年を迎えるWOWOWが全12話で挑む本格社会派大作である。

6兆7800億円もの不良債権を回収するために集められた精鋭たちは、不動産王や闇金融、怪物商人らと長きにわたる熱き闘いを繰り広げる。泥沼の債権回収に立ち向かい、国民の税金を守るため命を懸けて闘う物語は、今、大きな社会不安の中にあるすべての日本人に届けたい壮大な人間ドラマだ。


主演は、大ヒットを記録した『海猿』シリーズや、映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』など数々の作品で主演を務めている伊藤英明。WOWOWの作品への出演は、2014年放送の『連続ドラマW 罪人の嘘』以来となる。今回、出向先となった“トッカイ”で、熱い理想と怒りを持って回収の指揮を執る銀行員を演じる。監督は映画『空母いぶき』『Fukushima 50』など大作映画を手掛けてきた若松節朗。脚本は『しんがり』『石つぶて』の戸田山雅司が手掛ける。



<主演・伊藤英明コメント>

――本作のオファーを受けた際のお気持ちや、主演を演じられることについての意気込み

憧れの若松節朗監督とご一緒させていただけることがとにかく嬉しく、飛びついてお引き受けしたものの、骨太で難易度の高いこのテーマをさてどうしたものか、と頭を悩ませていました。しかし、男をカッコよく演出してくださる若松監督のもと、本格的なノンフィクション原作でありながらもしっかりとエンターテインメントになるであろうこの作品に挑めることがすごく光栄です。このチームと共に、大変な時代ではありますが、意義のある作品を作り上げられることに感謝しております。

――「不良債権回収」という本作のテーマや描かれる時代についてなど

不良債権とは「回収困難な貸出金のこと」であり、先ず持って回収の困難なお金を回収するという事次第、「不良債権回収」という言葉には矛盾を感じました。しかし同時に人間がどうしても惹きつけられてしまう「いばらの道に挑戦する」というニュアンスを含んだ言葉だとも感じています。今回、描かれている時代に自分はまだ学生だった為、バブル期の恩恵も崩壊も直接的にはそう感じた事は無いのですが、父親や、その周りの方々から色んな話を伺いながらリアルな日本の過渡期を視聴者の皆さんにお届けできればと思っております。

――視聴者の皆様へメッセージ

この作品は決してリラックスして観て頂く様な作品では無いと思います。けれど、複雑に入り組んだ人間同士の葛藤、期待、落胆、裏切り、衝突、などこれを更にノンフィクション原作の作品として最後まで緊張を存分に楽しんで頂きたいと思っています。

<原作・清武英利コメント>

――WOWOWでのドラマ化第三弾となる今回のノンフィクション原作に込めた思い、ドラマ化について期待すること

このドラマは「トッカイ(不良債権特別回収部)」と呼ばれた社員たちの今に続く攻防の記録に基づいています。彼らは180もの金融機関が次々に崩壊した金融不安の時代に、破綻した住宅金融専門会社(住専)や銀行から駆り出されました。そのころ、巨額の税金投入に国民が猛烈に怒ったこと、そして整理回収機構のトッカイの面々が、「借金王」「怪商」と呼ばれた者たちの資産隠しを暴き、ヤクザなどから取り立てたことを覚えていますか。政治家や官僚らが混乱するなか、彼らは泥沼の回収作業に入っていきました。そんな回収人と家族がいて、日本は「失われた二十年」と呼ばれる不良債権時代から這い上がりました。彼らが何に怒り、何を支えに生きたのか、伊藤英明さんたちの熱い演技と若松節朗監督の演出で、私たちが失ってはならないものを思い起こしてほしいのです。

――視聴者の皆様へメッセージ

世の中に星の数ほどドラマはあります。しかし、現実を踏まえ、タブーを超えた作品は数えるほどしかありません。これは間違いなくその一つです。そして、それを世に送り出そうという若い女性スタッフが支えています。だから、視聴した興奮は一夜で消化されずに、感動とともに心に残るのだと思います。原作者と競い合う、俳優と演出人たちの高い志向を感じ取っていただければ幸いです。

<監督・若松節朗コメント>

――ノンフィクション作家・清武英利氏の衝撃作映像化第三弾を演出されることについて

原作者が血と汗を流して取材を重ねた渾身の一作です。バブル狂乱の時代に特筆すべき怪物商人やヤミ金融から、国民の税金を奪い返す精鋭達の正義の物語だからこそ、カネに纏わる奇想天外、騙し、騙されの攻防をリアルに展開して参ります。前二作同様、「真実を知り、過去の過ちに学ばなければ未来はない!」と社会の問題点に鋭く切り込んでいます。私達「トッカイ」チームも視聴者の怒りを汲み取れるよう、高い情熱を持って挑んでいきたいと思います。

――主演・伊藤英明さんの印象、期待していること

主人公の柴崎朗のキャラクターを一言で言うと「質実剛健」のリーダーです。質朴で誠実、言い換えれば飾り気がなく心や体が強く逞しい人です。伊藤英明さんは目元が涼しげで口元に力強い意思を感じます。今回の伊藤さんへのミッションは、「立場の違う人の言う事をしっかり聞ける」、「良いところを吸収する柔軟な考えを持っている」、「多くの人が実現不可能だと思っている事でも成功させようとする行動力に満ちている」という主人公を表現していただくことです。伊藤英明さんがどんなリーダーを演じてこの難局を乗り越えるのか、とても楽しみです。

――視聴者の皆様へのメッセージ

1980年代後半から起こったバブル崩壊とは、どういう現象だったんでしょう。バブルは何故崩壊したんでしょう。不動産や株に投資していた企業の経営破綻、不良債権を抱えた銀行の経営圧迫など興味の尽きない事象とそこに関わる人間達のドラマが熱く展開されます。前二作に勝る『トッカイ ~不良債権特別回収部~』を是非応援して下さい。


■『連続ドラマW トッカイ ~不良債権特別回収部~』

<ストーリー>

1996年、あおば銀行の四ツ橋支店融資部の柴崎朗(伊藤英明)は、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権回収を目的とした国策会社「住宅金融債権管理機構(住管機構)」への出向を命じられる。そこには、柴崎と同様に銀行からの出向組のほか、経営破綻した住専の元社員たちが集められていた。「不良債権を1円残らず回収する」——その至上命題とともに彼らに背負わされた不良債権回収額は、6兆7800億円と想像を絶するものであった。バブル経済が崩壊し、経営破綻した住専の不良債権処理のため、政府は6850億円もの税金を投入し、国民の怒りを買った。その失政のツケを負わされるかのごとく集められたのがこのトッカイの面々であった。回収の最前線に集められた彼らは、バブル経済に踊った怪商、不動産王、暴力団ら悪質債務者と対峙し、国民の税金を守るために命を懸けた熱き闘いを繰り広げることとなる。


2021年初頭WOWOWプライムにて放送スタート 全12話【第1話無料放送】
出演:伊藤英明 ほか


(C)WOWOW

※本記事は掲載時点の情報です。